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シマンテックのクラウドサービスが日本で提供開始

2014年06月05日 17時36分更新

文● 伊藤達哉(Tatsuya Ito)/アスキークラウド編集部

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Symantec Enterprise Vault.cloud

「Symantec Enterprise Vault.cloud」の製品説明をするシマンテックのプロダクトマーケティング マネージャー長島理恵氏。

  6月5日、シマンテックはクラウド型情報管理サービス「Symantec Enterprise Vault.cloud」(EV.cloud)の提供開始を発表した。

  EV.cloudは、シマンテックが新たに設計したクラウド対応のソリューション。企業内のメールや重要な情報をクラウド上に保管し、直感的な操作で管理や検索が可能となる。利用者の受信メールはクラウド上に構築されたストレージ領域に保存される。ストレージを安価に利用でき、保存されたメールは場所や時間を問わずにスマホやタブレットでもアクセス可能。追加オプションでは、企業のメールシステムが停止した場合でもメールの受送信ができるBCP機能を用意。すでに海外では日本に先行してEV.cloudが販売されており、すでに200万以上のメールボックスを提供という実績を残している。

 すでに日本で販売されている同社のクラウド型メールソリューション「Symantec Email Security.cloud」が国内売り上げシェアを53%占めることから、EV.cloudの売り上げも期待できるとしている。


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