あなたにふさわしいYOGA TABLETはコレだ!
高解像度で美画面化、自立するAndroidタブ「YOGA TABLET 10 HD+」
2014年06月06日 17時00分更新
パフォーマンスをベンチマークで比較
次に、YOGA TABLETシリーズ3モデルのパフォーマンスをベンチマークテストで比較してみた。利用したベンチマークプログラムは、「Antutu Benchmark」と「3DMark」である。システムの総合的なパフォーマンスを計測するAntutu Benchmarkの結果は下のグラフに示した通りで、YOGA TABLET 10 HD+は、YOGA TABLET 10/8の1.4倍近いスコアとなった。
前述したように、YOGA TABLET 10とYOGA TABLET 8の基本スペックはほぼ同一だが、YOGA TABLET 10 HD+は、CPUがより高速なものに変更され、メモリやストレージも倍増している。YOGA TABLET 10/8でも動作は十分に快適であり、不満を感じることはほとんどないが、YOGA TABLET 10 HD+は、さらに快適な動作環境を実現している。
Antutu Benchmarkの結果 | |
---|---|
YOGA TABLET 10 HD+ | 19082 |
YOGA TABLET 10 | 13996 |
YOGA TABLET 8 | 13623 |
3D描画性能を計測する3DMarkの結果は、下のグラフに示した通りで、こちらはさらに差が大きくなり、YOGA TABLET 10 HD+は、YOGA TABLET 10/8の約1.6~1.7倍ものスコアを叩き出している。最近は、本格的な3Dグラフィックスを駆使したAndroid対応ゲームソフトが続々登場しているが、3D描画性能が高いYOGA TABLET 10 HD+なら、そうした本格的な3Dゲームも快適に遊ぶことができる。
3DMark(Ice Storm)の結果 | |
---|---|
YOGA TABLET 10 HD+ | 4972 |
YOGA TABLET 10 | 3152 |
YOGA TABLET 8 | 2925 |
用途別、あなたにふさわしいYOGA TABLETはコレだ!
それでは用途別に、お勧めのYOGA TABLETを紹介することにしたい。
すでにAndroidタブレットを使っているが、画面の解像度やCPU性能などに不満があるという、中上級者には、やはり上位モデルのYOGA TABLET 10 HD+がお勧めだ。YOGA TABLET 10 HD+は、フルHDを上回るWUXGA液晶と高速なクアッドコアCPUを搭載しており、パフォーマンスを重視するユーザーには最適である。また、PCの代わりとして、レポートの作成などさまざまな作業をしたいという人にも、高精細な液晶と高性能CPUを搭載したYOGA TABLET 10 HD+をお勧めしたい。3D描画性能が高いので、本格的なゲームで遊びたいという人にもYOGA TABLET 10 HD+が適している。
性能よりも携帯性、特に軽さを重視したいという人には、コンパクトで軽いYOGA TABLET 8がぴったりだ。電子書籍を読むことが多い人にも、ホールドモードで快適に読書できるYOGA TABLET 8をお勧めしたい。400gしかないYOGA TABLET 8なら、華奢な女性でも軽々と片手でホールドでき、仰向けに寝っ転がってコミックを読むといった用途にも向いている。
YouTubeやニコニコ動画などのインターネット動画の視聴を楽しんだり、写真のスライドショーなどをゆっくり眺めるために使いたいのなら、画面が大きい、YOGA TABLET 10 HD+かYOGA TABLET 10がお勧めだ。
初めてAndoridタブレットを購入するので、詳しいことはよく分からないという人でも、スペックに余裕があるYOGA TABLET 10 HD+を選んでおけば、まず不満を感じることはないだろう。初心者こそ、性能に余裕がある製品を選ぶことをお勧めしたい。