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インターフェースが充実! 11.6型モバイルノート「LuvBook C」を検証

タッチ機能搭載/非搭載やWindows 8.1/7 Home Premiumなど、違いは様々

決め手はコスパか性能か、スペックが異なる11.6型「LuvBook C」2機種を比較!

文●八尋/ASCII.jp編集部

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OSやタッチ機能など、それぞれ違う持ち味がある

 また、OSにも注目しておきたい。LB-C200B-W7はWindows 7 Home Premium(64bit)を採用している。Windows 8/8.1が登場してからかなりたつが、未だに馴れないというひとも少なくないだろう。そんな人にとってWindows 7搭載マシンというのはうれしい点ではないだろうか。逆にLB-C300S-SSDはWindows 8.1(64bit)。「Windows update」でWindows 8.1 Updateにアップグレードも可能なので、アプリやモダンUIのスタート画面を多用する人はこちらを選んだ方がよいかもしれない。

LB-C200B-W7はOSにWindows 7 Home Premium(64bit)を採用している。Windows 8/8.1の操作性に馴れない人にはうれしい点ではないだろうか

LB-C300S-SSDのOSはWindows 8.1(64bit)。モダンUIでアプリなどを多用する場合はこちらを選択した方がよい

 ディスプレーサイズはどちらも11.6型で解像度はHDに対応している。ただ、LB-C300S-SSDはタッチ機能を搭載し、LB-C200B-W7は非搭載という部分で異なっている。小型マシンでタッチパットも小さめなので、細かい操作はタッチ操作のほうがやりやすい。新幹線や飛行機の中など、スペースが狭くてなかなかマウスが使えない場所などでも、タッチ操作は重宝する。その反面、タッチ機能非搭載のLB-C200B-W7と比べて重量は約1.5kgと少し重くなっている(LB-C300S-SSDは約1.34kg)。

設置面積はどちらも約幅300×奥行200mmだが、タッチ対応かどうかで重さが若干異なる

 実際に長時間持っていると、100g位しか違わなくても重さの差がはっきりとわかる。やはり常にノートPCを持ち運ばなくてはいけない場合などは少しでも軽い方がよい。また、LB-C300S-SSDは連続駆動時間も約6時間で、LB-C300S-SSDと比べて0.7時間ほど長い。外出先や出張、旅行先で急に作業しなくてはいけない場合は少しでも駆動時間が長い方がよいはず。タッチ操作が必要ない場合は、重量を考えてLB-C200B-W7を選択するとよいだろう。

価格や用途によって、求めるPCは変わってくる

編集部のマツノにLB-C200B-W7とLB-C300S-SSDで買うならどちらか聞いたところ、コストパフォーマンスの良いLB-C200B-W7だと即答した

 やはりどちらのノートPCを選ぶかは、コストパフォーマンスのよさと性能のよさが決め手になるだろう。仕事の作業をするだけで特に別の機能はいらず、ただ安いPCが欲しいのか、少し値段は張るけど仕事以外にブラウザーゲームや動画視聴などあれこれしたいかで選択は変わる。また、普段使いのメインPCが欲しいのか、持ち運びに特化したサブPCが欲しいのかなどもポイントになるだろう。

 実際に周りにいる編集部員に聞いてみても、価格の安さが決め手でLB-C200B-W7と即答する人や、性能やPCを使ってやりたいことを考慮してLB-C300S-SSDを選ぶ人がいて、どっちを選ぶかはまちまちだった。PCを購入する時に一番のポイントのなる部分は人それぞれなので、自分の求めているノートPCの性能と財布の中身を考えて、ベストなPCを購入してほしい。

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