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新GUIデザインのMac用新OS「OS X Yosemite」が発表

2014年06月03日 06時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 Yosemiteは、インターフェース強化とGUIデザインがリファインされ、よりiOSに近づけたものとなっている。新デザインのアイコン、メニュー類を暗く表示できるダークモード(dark mode)などが採用されたほか、通知センターではカレンダー/リマインダーなどのウィジェットを扱うようになった。さらに、Mac App Storeから新たなウィジェットを追加できる。

インターフェース強化とGUIデザインがリファインされ、よりiOSに近づいた

通知センターの機能、デザインも一新

 また、Spotlightは画面中央に表示されるようになり、インターネットやWikipedia、地図の検索が可能。iOS/OSX間でのAir Drop対応も実現した。

Spotlightは画面中央に表示されるようになり、インターネットやWikipedia、地図の検索が可能

 OS X/iOS/Windowsからアクセス/共有できるオンラインストレージ「iCloud Drive」も発表された。

「iCloud Drive」がFinderに統合される形となっている

 「Mail」では、「Mail Drop」機能による「iCloud」経由での添付データの受け渡し、「Mark up」機能による画像の加工などが可能になった。矢印や吹き出しなどの注釈を加えられる。Webブラウザー「Safari」は、WebGL、SPDY、HTML5 Premium Videoなどをサポートした。

「Mail」では、「Mark up」機能による画像の加工などが可能

 「Hand off」機能を新たに搭載し、Yosemite搭載Macは、iOSデバイスとの連動が強化された。例えば、Yosemite上で書きかけとなったメールの続きを、iOSデバイスで書くなどが可能だ。逆に、iOSデバイス上のデータを、Yosemite上で引きついで扱うこともできる。

「Hand off」機能により、例えばYosemite上で書きかけとなったメールの続きを、iOSデバイスで書くなどが可能だ。逆に、iOSデバイス上のデータを、Yosemite上で引きついで扱うこともできる

 「Messages」以外のアプリによるSMSも受信できるほか、OSX上で電話の送受信も可能になった。iPhoneとMacがお互いに認識する「Instant Hotspot」機能も搭載している。

「Messages」以外のアプリによるSMSも受信できるほか、OSX上で電話の送受信も可能

iPhoneとMacがお互いに認識する「Instant Hotspot」機能も搭載

 このほか、2Dゲーム向けのAPI群「SpriteKit」、3Dゲーム向けの「SceneKit」も発表された。


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