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オンライン・トゥ・オンライン(O2O)で利用者を増やす

2014年06月03日 07時00分更新

文● 伊藤達哉(Tatsuya Ito)/アスキークラウド編集部

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 クローズドSNS「Pairy」を運営するTimersは6月2日、結婚式場選びの口コミサイト「みんなのウェディング」との連携および相互送客を開始した。
 Pairyは、恋人同士が2人だけで楽しむSNS。写真やカレンダー、プロフィールなどを恋人同士の2人だけで共有できる。デートスポットの紹介ページもあり、カップル向けのSNSとしては、国内最大規模となる数十万人の利用者数を誇る。
 一方のみんなのウェディングは、国内5000以上の結婚式場の情報や利用者が投稿した口コミ、費用などが分かる情報サイト。2008年にサービスを開始しユニークユーザー数250万(2014年3月時点)まで成長している。

クローズドSNSのPairy(左)と口コミサイトのみんなのウェディング(右)で連携し、相互送客することで利用者の拡大を目指す。

 アプリとウェブサイトが連携しているサービスでは、ニュースアプリ「スマートニュース」が代表的。スマートニュースは、各ニュースサイトと連携してSNSで話題になっているニュースを抽出してスマホに最適化させる。
 Pairyとみんなのウェディングも利用者の趣味嗜好が共通していることから親和性が高いとにらんでの連携だ。アプリとウェブサイト間で連携することにより、互いのサービスに誘導させ、利用者の拡大と認知を目指す。オンライン同士の連携は、ITサービス拡大を計る上で、今後も必要になるだろう。


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