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いつまでもネットに残り続ける個人情報はどう扱われるべきか

グーグル、「忘れられる権利」のための削除受付を開始

2014年06月02日 12時00分更新

文● 行正和義

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EU向けに開設された削除依頼申請フォーム

 グーグルは5月29日(現地時間)、欧州地域向けに「ヨーロッパの情報保護における削除依頼受付フォーム」を開始した。

 先だっての5月13日、自分の名前を検索すると過去に報道された不適切な記事が出てくるというスペインの男性の申し立てに対し、欧州司法裁判所がグーグルにリンク削除の命令を下したことへの対応。

 削除依頼のフォームに名前などを登録して申請する。具体的にどう検討し、いつリンクが削除されるのかは明記されていない。

 いわゆる「忘れられる権利」は、特定の個人情報というだけでなく、誤報・冤罪などと判明したのちも当初に報道された記事などへのリンクとして残り続け、いったんネット上に流れた情報が不当に個人の名誉を毀損し続けるようなケースがあるものも確か。一方、個人から養成でのリンク削除はある種の検閲行為にも繋がる危険をはらむなど難しい問題となっている。

 

 個人の忘れられる権利を認めた欧州司法裁判所の決定以降、グーグルにはこの種の申請が殺到しているとも聞かれる。申請フォームの開設に至ったのはこういった申請を処理しやすくするためであろうが、この種の問題がEUだけでなく世界的・日本国内でどう扱われるのかは注目しておきたい。

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