ウィルコムは、キャリアや時間などを問わずに国内通話をすべて定額にする新オプション「スーパーだれとでも定額」を6月1日からスタートする。料金は月1500円(税抜)。
ウィルコムの定額通話オプションと言えば、1回10分/月500回までの国内通話が相手を問わずに定額となる「だれとでも定額」(月934円、税抜き)がよく知られている。しかし、ドコモが6月1日から国内の音声通話を完全定額にする「カケホーダイ」をスタート。他キャリアもそれに追随する可能性が考えるなか、ウィルコムの施策が注目されていた。
「スーパーだれとでも定額」は、従来の「だれとでも定額」と同様に「新ウィルコム定額プランS」などと組み合わせて利用するプランで、ウィルコム同士のみならず、固定や他社ケータイなども24時間いつでも定額となる。
さらにPHSを用いたパケット通信についても同様に定額となるため(スマートフォンなどの3G回線のパケット通信は対象外)、「新ウィルコム定額プランS」+「スーパーだれとでも定額」の合計である月2881円(税抜)で、ウィルコムの音声端末であれば、通話もメールもネットもすべて定額になるという計算だ。なお、「だれとでも定額」からのオプション変更は7月1日から受付可能になる予定。
ウィルコムは6月1日にイー・アクセス(イー・モバイル)と合併し、将来的にはワイモバイルへとの社名変更を予定しているが、当面はウィルコムブランドでのサービス提供が行なわれる。