日本語入力は3種類から選択可能
日本語のタッチキーボードには、入力方法の異なる3つの画面が用意されている。初期状態では、QWERTY配列のソフトウェアキーボードが表示されるようになっているが、画面右下より変更できる。それぞれ特徴のあるものとなっているので、入力スタイルによって使い分けよう。
QWERTYの右側のアイコンを選択すると、携帯電話やスマートフォンなどで見慣れた日本語テンキーの入力となる。「あ」を3回押すと「う」を打てる連打方式の入力のほか、指をすべらせてのフリック入力も可能だ。左側は数字や記号、英語に切り替えることができる。
難読漢字などを手書きで入力することもできる。1マスあたり1文字が収まるように書いていく。次の文字を書きはじめると、手書きを自動認識して清書する。
認識率はかなり高く、次々と書いてもほとんど間違うことなく入力できた。修正するときは候補を表示させる。書き間違った場合は、右から左に線をひくことで消去できる。
キーボードで画面が隠れてしまう場合はどうすればいい?
デスクトップでタッチキーボードを使っていると、画面の下半分が隠れて文字を確認できないことがある。これでは、文字の入力効率が格段に悪くなってしまう。
しかし、タッチキーボードは位置を変更することが可能。見やすい場所に移動させることで、入力のしやすさをある程度保つことができる。
また、タッチキーボードを最大化すると、画面解像度が自動変更され、隠れることなく操作することが可能。
ただし、タブレットを横向きにしたランドスケープ表示の場合、縦の解像度が足りなくなることがある。そんなときは、縦持ちに切り替えて使うといい。単純ではあるが、慣れないうちは気づきにくい操作なので覚えておこう。
タブレットにはキーボードない分、ノートやデスクトップPCにくらべて文字入力が面倒と感じることもあるだろう。
しかし、タッチキーボードをマスターすれば、検索やメール作成といった作業で操作に悩むことがすくなくなるはず。ここを極めることで、Windowsタブレットの操作性が大きく向上し、さらなる活用ができるようになるはずだ。
次回は、OneDriveを使ったタブレット活用について解説したい。
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