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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 ― 第14回

紙の新聞は未だ強し、Yahoo!ニュースアプリの利用も目立つ

利用率と信頼度は新聞、速報はテレビ! メディア利用動向を再確認

2014年06月02日 11時00分更新

文● 高橋暁子

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 『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
 そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』の他、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(以上、日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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紙の新聞:ポータルサイト=約2:1

 日々の情報をどんなメディアから得ているだろうか。ニュースを得るメディアと言って思いつくのは、テレビに紙の新聞、「Yahoo!Japan」などのポータルサイト、「朝日新聞DIGITAL」といった新聞社のニュースサイト、「日経電子版」をはじめとする有料ニュースサイト、「SmartNews」「Gunosy」などのスマホのニュースアプリなどだろう。

 それぞれのメディアの利用率、紙の新聞や新聞社のニュースサイト、ニュースアプリのシェアなどを見ていく。

 総務省 情報通信政策研究所「平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報>」によると、新聞・ニュースサイトの利用率(複数回答)は、全年代では紙の新聞が65.8%で最も高く、続いてYahoo!ニュースなどのポータルサイトのニュース配信が31.8%となった。

新聞・ニュースサイトの利用率(平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報>・総務省より抜粋)

 意外かもしれないが、紙の新聞:ポータルサイト=約2:1と、未だに新聞は圧倒的なトップメディアの地位を譲っていない。ただし、紙の新聞の利用者は年齢が高くなるほど高くなる傾向にあり、20代では紙の新聞が37.2%、ポータルサイトが48.9%とポータルサイトで情報を得ている人のほうが多くなっている。

 朝日新聞DIGITALなどの新聞社が提供する無料ニュースサイトの利用率は20代が11.2%で最も高く、全年代平均で7.3%。日経電子版などの有料ニュースサイトは40代の2.4%が一番高く、全年代平均では1.4%とあまり利用が進んでいない。新聞社はオンラインでのビジネス展開を模索中だが、普及にはもう少し時間がかかりそうだ。

 なお、いち早く世の中の出来事や動きを知ったり、信頼できる情報を得るためのメディアとしては、全世代平均でテレビが約6割と一番高い。ただし同じ目的でも20代は、テレビが41.7%、インターネットは56.1%と、インターネットのほうをより利用する傾向にある。

 信頼度は全年代平均で新聞が71.3%と一番高く、続いてテレビが65.7%。インターネットの信頼度については全体的に低めであり、全年代平均で「信頼できる」としたのは31.3%にとどまっている。

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