「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform運用支援サービス」を提供
富士通、プライベートクラウド製品のOpenStack対応を強化
2014年05月22日 06時00分更新
5月21日、富士通はOpenStackに対応したプライベートクラウド製品・サービスの強化を発表した。
ミドルウェアにおいては、クラウドのサービスカタログを統合管理するポータルを提供する「Systemwalker Service Catalog Manager」を強化。OpenStackのAPIを活用したマルチクラウド環境に対応する。サーバーやストレージ、ネットワークといったICTリソースの有効活用と運用・管理を効率化するプライベートクラウド基盤ソフトウェア「ServerView Resource Orchestrator」も強化し、OpenStackに対応したAPIを提供。第一弾として、Midokuraのネットワーク仮想化ソリューション「MidoNet」が利用可能になるという。
また、OSS対応の富士通製ハードウェアを用いた「OSSクラウド基盤 構築サービス」も強化。「Citrix CloudPlatform」、「Apache CloudStack」、「Eucalyptus」に加えて、「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform運用支援サービス」を新たに提供。Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」に対応する。
さらに「OSSインテグレーションセンター」のセンター員を中核に、開発/フロントSEを含めた700名の体制で、提案から事前検証、設計、構築、サポートまで、ライフサイクルにわたって、ユーザーのOSS活用をワンストップで支援する。