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SuccessFactorsとBusiness ByDesignをサブスクリプションで利用可能に

日本IBM、SAPのクラウド型人事管理とERPを提供開始

2014年05月20日 10時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月19日、日本IBMはSAPジャパンのクラウド型人事ソリューション「SuccessFactors」とクラウド型ERPソリューション「SAP Business ByDesign」について、サブスクリプション形式による年間契約でのソリューション提供を本年4月から開始したと発表した。

 SuccessFactorsは採用・配置・能力開発・評価・処遇といったタレントマネジメントツールのスタンダードとして知られており、グローバルでの人材管理などトータルな人事管理機能をクラウド型で提供する。また、中規模企業向けのSAP Business ByDesignは、サービス・プロジェクト、会計、販売、ロジスティクス、購買、マーケティング、生産管理、人事、サプライチェーンマネジメントなど多岐に渡る分野を統合的に提供する。

 IBMとSAPは、これまでSAPオンプレミス型製品のライセンスとそれに付随するサービスを提供してきたが、2013年9月にSAPのクラウド型ソリューションの再販契約を両社本社間におけるグローバル契約として締結。あわせて日本においても、2014年4月からIBM経由でのソリューション提供を開始し、自社の環境に応じてオンプレミス/クラウドの選択が可能になった。

 日本IBMでは、SuccessFactorsやSAP Business ByDesignのソリューション提供に加えて、グローバルにおける豊富な支援実績やスキル、知見や、IBM自らが展開してきたノウハウを生かしたコンサルティングサービスを提供。また、年4回のアップグレードやモジュール追加に対応するためのアプリケーション保守サービス(一部有料)を提供し、安定的な稼働を支援するという。また、グローバルでの数百名規模のコンサルタントに加え、日本でも専任組織も設立。今後は、中国デリバリー・センターやグローバル・チームと共同で、日本のお客様向けのサービスをご提供していくという。

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