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東芝4Kパソコン徹底ロードテスト 第3回

フルHDとは比べ物にならない精細さ

4Kノート「dynabook Satellite T954」なら高解像度ゲームも快適に!

2014年05月30日 11時00分更新

文● 高橋量

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人気ゲームをストレスなく遊べる高い3D描画性能

 テレビや外付けディスプレーなど4K対応製品が市場を賑わせてはいるが、これらの機器で楽しめるコンテンツはまだまだ少ない。ゲームこそが唯一、手軽に楽しめる4Kコンテンツであるといえるだろう。フルHDに比べて4倍もの情報量を持つ4Kディスプレーでは、非常に高精細な画面で迫力のあるプレーを楽しめる。

3840×2160ドットのゲーム画面は非常に精細で、美しさは段違いだ。(画像は「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」のベンチマーク画面)

 情報量の多い映像を扱うだけあって、「dynabook Satellite T954」は外付けGPUとしてミドルクラスレベルの性能を持つAMD Radeon R9 M265X(Radeon HD 8850Mのリネームモデル)を採用している。さらにCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600も利用可能で、マシンへの負荷によってそれぞれのGPUを使い分けるようになっているようだ。

「CPU-Z」によるAMD Radeon R9 M265Xの詳細情報

CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600に関する情報

 総合的な3D性能を計測する「3DMark」を試したところ、DirectX 9相当の性能を計測する「Ice Storm」で「37405」、DirectX 10相当の「Cloud Gate」で「10275」と非常に高いスコアとなった。DirectX 9の詳細なテストを行なう「3DMark Vantage」でも、非常に優れた結果が出ている。

「3DMark」のベンチマーク結果

「3DMark Vantage」のベンチマーク結果

 ハイエンドGPUを搭載したゲーミングPCには及ばないものの、一般向けノートとしては高い3D性能を持っていることがわかる。国内で人気のオンライン3Dゲームなら快適に遊べるレベルだ。

 なおソフトによってはAMD Radeon R9 M265Xではなく、インテル HD グラフィックス 4600が利用されるケースもあるようだ。プレー時に画面がカクつくようなら、AMDユーティリティーソフト「AMD Catalyst Control Center」から、グラフィック設定をソフトごとに変更するといい。

デスクトップの右クリックメニューから「切り替え可能なグラフィックアプリケーション設定」をクリックして設定画面を開き、ソフトごとにグラフィック設定を変更する

AMD Radeon R9 M265Xを利用すると3Dゲームが非常に快適に動作する

インテル HD グラフィックス 4600では、AMD Radeon R9 M265Xに比べてベンチマークの結果が大きく低下する


 

(次ページ、「4K解像度でのゲーム系ベンチマークの結果は?」に続く)

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