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“軽くBGMを流したい欲”を満たすワイヤレスレシーバー&スピーカーを紹介

タブレットで音楽を持ち出そう! 春満喫アウトドア向けガジェット

2014年05月27日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 撮影●篠原孝志(パシャ)

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“軽くBGMを流したい欲”を満たせる
コンパクトなBluetoothスピーカーはコレ!

 音楽再生の主役は、専用プレーヤーからモバイル端末にほとんど移行済みだろう。それに応じて“ワイヤレススピーカー”の人気も高まっている。1人で聴くならイヤホンでも十分だれど、ちょっとした集まりでは軽くBGMを鳴らしたい。そんなときに使うスピーカーが、コンパクトかつ高音質ならもはや言うことはない。

角丸な三角柱を横倒しにしたような筐体の「LBT-SPP300AV」。500mlのペットボトルを一回り小さくした程度のサイズ感で持ち運びしやすい

 そんな願望にマッチするのが、Bluetooth対応ステレオスピーカー「LBT-SPP300AVシリーズ」だ。

 まずその形状が特徴的。コンパクトな筐体は、やや丸みをおびた三角柱を横倒しにしたような外見でちょっとカワイイ感じ。サイズは幅185×奥行き47×高さ50mmで重量は約231g。その辺にポイッと置いておいても、もちろんカバンに忍ばせてもそれほど邪魔にならないサイズ感がいい。

筐体左側面に電源ボタン(ペアリングボタンを兼ねる)と音量調節ボタン。右側面に曲送り/戻しボタン、充電用microUSBコネクタ。そして外部入力端子が配置されている

 このコンパクトな筐体内に、直径40mmのフルレンジドライバを2基、低域用パッシブラジエーターを1基内蔵している。また、音の濁りや共振の原因となる不要振動を排除する“無共振エンクロージャー設計”が採用されていて、音量の大小に関わらず均一で安定した音質を得られるのも特徴だ。『仲間との集まりで流すそこそこの音量』も『一人部屋の味気なさを満たす程度のささやかな音量』にも対応してくれる。

 BluetoothのコーデックとしてSBC、そして前述のレシーバーLBT-PHP500AVシリーズと同じく“apt-X”に対応し、動画再生などの際の遅延を防ぐ。また、NFCペアリング機能付きで簡便なペアリングも同様だ。筐体側面にはマイクも内蔵されているので、スマホとBluetooth接続して音楽再生しているときに着信があっても、ハンズフリーで通話することが可能だ。

 バッテリー駆動時間は音楽再生時で約10時間、待ち受け時で最大240時間と十分。電源のない屋外でも長時間楽しめる。また充電端子が汎用的なmicroUSBポートなので、万一バッテリーが切れたときでもモバイルバッテリーなどから容易に充電できる点も、使いやすさのポイントだ。

屋外でタブレットやスマホの楽曲をワイヤレス再生するのに最適

 実際に屋外で使ってみた。某公園で開催されたビールフェスにLBT-SPP300AVとタブレットを持ち込み、レジャーシート上で音楽を再生。もちろん、周囲の人の迷惑にならないよう、大音量ではなくスピーカー周辺に座った人数(3名ほど)で聞こえる程度の音量に絞ったから、重低音が響くというような感じではない。

 しかし、楽曲自体は周囲の人々の雑音にかき消されることなく高音域低音域ともにクリアに聞きとれた。YouTubeの動画再生も試してみたが、音声の遅延もなくこちらも快適。屋外というシチュエーションに合わせて適度に利用できるスピーカーだと実感できた。

ハンズフリー通話に対応。音楽再生中にもちゃんと通話ができる

さすがにこのシチュエーションはないだろうが一応可能(笑)

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