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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 ― 第13回

国内は未だiOS強し! 海外はAndroidが逆転済み

AppleをAndroid勢が逆転!タブレットシェア再確認

2014年05月19日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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 『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
 そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』の他、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(以上、日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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普及率はスマホ:タブレット=約3:1

 読者の皆さんはタブレットを利用しているだろうか。PCだと場所に縛られ、スマホだと画面が小さすぎてできることが限られる。そんなとき、タブレットならいつでもどこでも大きな画面で利用できる。最近ではPC的にサブマシンとして利用する人も多いという。

 今回は、タブレットの普及率、タブレットにおけるOSシェア、メーカー別シェアを見ていく。

 総務省の「平成24年版 情報通信白書」によると、平成22年から平成23年にかけてスマートフォンの保有率は9.7%から29.3%と3倍増になったが、一方のタブレットは7.2%から8.5%と微増に留まっている。

 内閣府の「平成26年3月実施調査結果:消費動向調査」でも、スマートフォンの普及率は54.7%、タブレット型端末の普及率は20.9%となっており、普及率はスマホ:タブレット=約3:1程度と考えればいいだろう。

情報通信端末の世帯保有率の推移(総務省「平成23年通信利用動向調査」より)

 なおIDC Japanによると、2013年第4四半期の国内タブレット端末の出荷台数は前年同期比21.5%増の223万台となり、四半期ベースでは初めて200万台を超えた。2013年のタブレット端末の出荷台数は、前年比67.2%増の743万台となっている。普及率ではまだまだだが、タブレット市場は順調に伸びているようだ。

Android>iOS! 「艦これ」人気でWindowsも伸びる!?

 米調査会社ガートナーのタブレット世界市場調査(2014年3月発表)によると、Android搭載端末の世界出荷台数は、2013年に前年比2.3倍の1億2096万台となった。

 同時に、Android搭載端末の出荷台数ベースでのシェアは2012年の45.8%から61.9%に拡大し、トップとなっている。新興国を中心に低価格機種の需要が高まったこと、小型機が好まれていることなどが理由だ。

 iOS搭載端末は出荷台数では前年比で15%伸びたものの、シェアは16.8ポイント減の36%。一方、MicrosoftのWindows搭載端末のシェアは12年の1.0%から2.1%に伸びている。スマホと同様、タブレットでもAndroidがシェアトップとなっており、Android:iOS=約2:1ほどに差は広がっているのだ。

 Windows搭載端末が伸びていることはほかの調査結果からも明らかだ。たとえば調査会社BCNによると、2月のWindows搭載タブレットの日本国内シェアは、前年度の3%台から15%へ急上昇(台数ベース)。販売台数も前年同月比で5倍を超える増加率を示している。一方、全世界のタブレット販売統計ではWindows搭載端末のシェアは2%に過ぎず、急増は日本だけの現象となっている。

 じつは、この人気の裏にWindowsでの動作が推奨されているブラウザーゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」人気があるという。Microsoftがこの「艦これ」人気での追い風をうまく活かせるのかに注目だ。

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