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Handpressoと組み合わせて、外でも美味しいエスプレッソが飲める?

コーヒーのために6時間で77度保温の「山専ボトル」を買う

2014年05月14日 17時00分更新

文● 四本淑三

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6時間で77度以上保温するサーモス『山専ボトル』を買う

 サーモスの携帯用現行製品で、最も保温効力が高いのは「山専ボトル」のようです。500ml版「FFX-500」は保温効力「6時間77度以上」を謳っており、重量は280g。滑り止めのシリコンリングなどを外すと260g。最近モデルチェンジしたようで、山に登る本気の方々の評判も高く、その性能に偽りはない模様。お値段は税込みで6000円ほど。決して安くはありません。

500ml版の「FFX-500」と900ml版の「FFX-900」があり、FFX-900は「6時間80度以上」。保温効力は容量の大きなほうが有利なのですが、携帯時の重さや必要なお湯の量から言って、500ml版で十分と思えます

消費者庁の「製品別品質表示の手引き」。家庭用品品質表示法により、魔法瓶には一定の方法で測定した保温効力の表示が定められています

 となると、この山専ボトルの、山専でないボトルに対するアドバンテージも気になります。例えば「FFM-500」という山専でない製品は、6時間保温効力74度以上。重さ270g。安いストアだと2000円を切っている。山専ボトルより、わずか10g重く、6時間の保温効力が3度低いだけで、値段は3倍違うわけです。だったら安い方でいいんじゃないの? 私だってそう思いたいですよ、ええ。

リーズナブルでも高性能な「FFM-500」。山専ボトルとは中栓の構造が違います

 ですがね、ダンナ。水が1気圧の下で液体でいられるのは0~100度ですぜ。そのうちの37度の違いというのは、大変な違いなんですよ。体温だって36度と39度じゃぜんぜん違うじゃないですか。おそらくメーカーの皆様も、この性能を得るために努力をされたはずです。だったら無理してでも買うべきなんですよ。わかってくださいよ、漢なら!

買ったのはライムグリーン。なんかカッコいい! ほかにブラックとバーガンディーが選べます。すべり止めの黄色いボディーリングは、ブラック/パープル/ターコイズブルーが別売りで用意されています

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