このページの本文へ

デュアルSIM対応の「Firefox OS 1.3」発表、eBayに新モデルも

2014年05月09日 23時00分更新

文● 末岡洋子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Mozillaは5月8日、モバイル向けOSの最新版「Firefox OS 1.3」をパートナー向けにリリースしたと発表した。同日、中国のZTEは米国のeBayにおいて、最新OSを搭載した「ZTE Open C」の販売を開始した。価格は99.99ドル。

eBayで最新バージョンのFirefox OSを搭載したZTE製端末も販売されている

 Firefox OS 1.3は、2013年12月にリリースされた1.2に続く最新バージョンとなる。目玉は、デュアルSIMのサポートだろう。1台の携帯電話にSIM2枚を挿して2つの電話番号を使い分けることができる機能で、MozillaやZTEなどのパートナーがターゲットとする途上国市場では重要な仕様となる。

 Firefox OS 1.3では2枚のSIMを常時利用できるDual-SIM Dual-Standby(DSDS)をサポート、2つを挿した状態でSIM間を切り替えられ、着信時にはそのSIMがアクティブになる。これにより、仕事とプライベート、あるいは家族間で共有といった利用が可能になる。

 カメラも強化し、コンティニアスオートフォーカス(AF)とフラッシュを導入、同機能をサポートしたハードウェアで利用できる。写真の閲覧や管理ができるギャラリーアプリも強化し、ファイル情報の表示や撮影月ごとの表示が可能となった。アプリの性能も強化したという。マルチメディアアプリも強化し、通知領域やロック画面から音楽プレイヤーにアクセスできるようになった。

 このほかアプリ検索では、ウェブに加えてアプリストア「Firefox Marketplace」にあるアプリからも検索可能になった。アプリの自動グループ化機能「Smart Collections」も利用できる。メッセージでは電子メールアドレス宛にマルチメディアメッセージ(MMS)の送信が可能になった。POP3のサポートとメール受信通知も加わった。

 全体のパフォーマンスでは、スクロールの性能、アプリの起動時間などが強化されている。

 ZTEが同日、eBayで販売を開始したZTE Open Cは、Firefox OS 1.3を搭載。ZTEは2月にバルセロナで開催されたMWCで、初代「ZTE Open」の後継となる「ZTE Open II」とともにZTE Open Cを発表していた。

 eBayで販売するものはキャリアロックのないSIMフリー版で、スペックは1.2GHz動作のデュアルコアプロセッサ、RAM 512MB、ストレージ4GB、1400mAhバッテリーなど。4型液晶と3メガピクセルカメラを搭載する。価格は99.99ドル。

 ZTEは2013年8月にeBay経由でZTE Openを米国と英国向けに販売しており、今回で2機種目となる。なお、初代ZTE Openの価格は現在69.99ドルとなっており、発売以来2200台以上が売れている。ZTEは2月の発表時、ZTE Open CとOpen IIの合計の販売台数目標として「2014年内で100万台達成」を掲げている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART