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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2014 第4回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【ストレージ/メモリー編】

2014年05月03日 12時00分更新

文● 山県

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2013年から2014年の最新ストレージ事情
~HDD編~

大容量化が進むHDD
ついに6TBに到達

 ストレージデバイス主役の座はSSDに移行しつつはあるものの、まだまだ重要なHDD。2014年に入り、初の6TBモデルが登場するなど、久々に動きのあった1年だった。

2014年2月に、HGSTから初の容量6TBとなるSerial ATA対応3.5インチHDD「Ultrastar He6」シリーズ「HUS726060ALA640」が登場。実に3年ぶりの容量更新に

 初の4TB HDDが発売されたのが2011年12月。およそ3年ぶりに記憶容量の上限が更新され、大容量ストレージデバイスとしてまだまだ需要があることを証明したかっこうだ。SSDとHDDを上手く組み合わせて、自作PCの構築にのぞみたい。

東芝からは2万円台で購入可能な5TBモデル「MD04ACA500」が発売。コストパフォーマンス重視派は要注目のモデル

24時間365日体制の常時稼働・高解像度の厳しい監視環境向けとされる監視データ用3.5インチHDD Western Digital「WD Purple」シリーズ

東芝製HDD「3.5インチ SATA ニアラインHDD」も「24時間365日連続稼働に適する」というモデル

 なお、8GB NANDフラッシュを内蔵したSeagate製の3.5サイズソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ(SSHD)「Desktop SSHD」シリーズや、120GB SSDと1TB HDDを搭載したWestern Digital製2.5インチデュアルドライブ「WD Black2」シリーズなどの、SSDとHDDを組み合わせたコンボモデルが登場したのもトピックのひとつ。SSD自体の低価格化により、ブレイクには至っていないものの、今後の動向が気になるカテゴリーだ。

Seagateから発売された8GB NANDフラッシュを内蔵した3.5サイズのソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ(SSHD)「Desktop SSHD」シリーズ

2.5インチサイズの筺体に120GB SSDと1TB HDDを搭載したWestern Digital製2.5インチデュアルドライブ「WD Black2」シリーズ

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