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ペット+デジタルグッズを使いこなす! 第1回

ペット×デジタル、愛犬にアクションカムを装着すると何が見える?

2014年05月05日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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ペット産業にもデジタルの波が到来!

着々と増えつつあるペット用品のデジタルグッズ

 紙からタブレット、携帯電話がスマートフォンに変化していったように、日進月歩の勢いで進化していくIT技術。それはペット産業でも例外ではなく、デジタルを活用したペット用品も登場を始めている。以前からペットの気持ちが表示されるガジェットがあったが、今はもっとスゴい。今回お届けするのは、そんな数あるデジタルペット用品の一端であるが、ペットの体調管理にも役立つこと請け合いだ。

アクションカメラを使って愛犬の目線で動画を撮影!

 愛犬は普段どんな世界を見ているのだろうか? そんなギモンを解消してくれるのがアクションカメラだ。アウトドアでの撮影に特化したデジタルギアで、今までのデジカメとは違った映像を撮れるのが魅力。今回はソニーの「HDR-AS100VR」とドッグハーネスを利用して、愛犬目線の動画を撮影するワザを紹介しよう。

ドッグハーネスとアクションカメラを装着し、愛犬が見ている世界を撮影してみよう!

ドッグハーネスでアクションカメラを装着する

 2014年2月に、ソニーからアクションカムの上位機種「HDR-AS100V」が発売された。アクションカムは、自分の体や自転車などに装着し、動いている本人目線の動画を撮影できるのが魅力。カメラは1/2.3型Exmor CMOSセンサーを搭載し、フルハイビジョンの動画を撮影できる。HD 50Mbpsのハイビットレート撮影や、秒間120コマ/240コマといったハイスピード撮影も可能だ。静止画も撮影でき、こちらは1350万画素。JIS IPX4相当の防滴性能を備えており、雨が降る程度なら問題なし。

 今回利用するのは、カメラ本体にライブビューリモコンキットとウォータープルーフケースを同梱した「HDR-AS100VR」。ライブビューリモコンは腕時計型のデバイスで、無線LANでカメラと接続し、映像を確認したり、撮影を開始・停止したりできる。ウォータープルーフケース「SPK-AS2」にセットすれば、5m防水や防塵性能も備える。愛犬がいきなり水たまりに突っ込んでも大丈夫だ。

 まずは、カメラを準備し、愛犬に装着しよう。その際に利用するのがドッグハーネス「AKA-DM1」だ。装着すると、背中にカメラをセットできるようになる。ちなみに、中~大型犬用のアイテムで、体重15kg以上の犬専用。今回の写真モデルは撮影スケジュールの都合で小型犬だが、実際の映像は大型犬で試している。なお、小型犬に装着したところ、ハーネスの固定がややゆるく、カメラが揺れ気味だった。

ソニーのアクションカム「HDR-AS100V」。本体のみの直販価格は3万1238円、アクションカム ライブビューリモコンキット「HDR-AS100VR」は4万762円

記録メディアを装着する。メモリースティックマイクロやmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカード、XAVC S microSDXCメモリーカードなどを利用できる

カバーを締めてロックする

各種設定は本体のボタンで行なう。「PREV」「NEXT」で項目を選択し、「ENTER」で決定する

ディスプレーの上部にある半透明部分はIRリモコン受信部。マイクはレンズの下に装着されており、ディスプレーの左側にある穴はスピーカーだ

底面のカバーを開けると、microUSB端子やHDMI端子、マイク端子などが利用できる。一番右端の穴は三脚固定用

ウォータープルーフケースにカメラを入れてロックする

ドッグハーネス「AKA-DM1」。直販価格は4648円

ハーネスに取り付けるアダプターを装着する。大きなねじはコインで回せる

ドッグハーネスにカメラを装着する

愛犬にしっかり装着する。写真は小型犬だが、実際は体重15kg以上の中~大型犬用

カメラの角度は調整できる。初期状態だと犬の頭が大きく映り込むし、傾けすぎると空が映ってしまう

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