富士通は4月25日、組込分野およびOEM分野向けに、x86サーバー「FUJITSU Server PRIMERGY」のカスタマイズ型ビジネスを強化することを発表した。カスタマイズ可能な項目をメニュー化するとともに、顧客ニーズの高いカスタマイズ項目をパターン化し、顧客が迅速かつ容易に利用できるように整理している。
かねてから富士通では、メインフレームをはじめとするサーバーおよび周辺機器、通信機器などの組込/OEMビジネスをグローバルで展開してきた。2011年5月には同ビジネスを強化することを目的に「組込・OEMビジネス事業部」を設立し、顧客ニーズに対応したカスタマイズ製品の提供を推進してきた。
今回はPRIMERGYサーバーにおいて、本体やオプションなどのロゴ変更、添付品構成の変更など200種類のカスタマイズ項目をメニュー化した。
また、このカスタマイズ項目の中から、特に顧客ニーズの高い項目を「簡易ブランド変更」「アプライアンス」「キッティング」の3種類にパターン化。これにより、目的に応じたカスタマイズ項目を一括で設定することができ、製品への迅速な反映が実現するとしている。