このページの本文へ

auのLTEは800MH&2.1GHzの合体による150Mbpsの全国化

2014年04月21日 14時55分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 KDDIはメディア向けに「LTEネットワーク説明会」と題する発表会を実施。その中で、800MHz帯/2.1GHz帯を「キャリアアグリゲーション」で同時に利用した、下り最大150Mbpsのネットワークを今夏に提供開始すると発表した。今後発表予定の2014年夏モデルから利用できる。キャリアアグリゲーションによるネットワークは日本のキャリアでは初となる。

日本国内ではまずauがキャリアアグリケーションによる下り最大150Mbpsのネットワークを提供

 キャリアアグリゲーションは、「LTE-Advanced」 に含まれている主要技術の1つで、複数の周波数帯を同時に利用することで高速通信を可能にする。今回のauネットワークでは、800MHz/2.1GHzそれぞれで75Mbps分の帯域を用いることで、下り最大150Mbpsを実現する。

2つの周波数帯を束にすることで、下り最大150Mbpsの通信速度を実現する

 キャリアアグリゲーションのメリットとしては、この高速化以外に、片方の電波が弱くなって速度が低下した場合に、もう一方の電波で補完することで安定して通信できるほか、空きリソースを有効活用することによりネットワーク全体が効率化されるとする。

キャリアアグリゲーションのメリットとしては、通信の安定化や効率的な利用という面もあるという

 なお、今回の新しいネットワークには、端末のほかに基地局の対応が必要。まずは約2500局でスタートし、今年度末には約2万局に拡大する。また、キャリアアグリゲーションの前提となる2.1GHz帯のLTEネットワークについては、2014年3月末の実人口カバー率は85%、さらに今年度末には90%超へと拡大する計画となっている。

まもなくに発表予定(?)の夏モデルから利用可能になる。キャリアアグリゲーションの実現には基地局側の対応も必要となる

 質疑応答では、キャリアアグリゲーションで他社に先行できた理由について、当初からデュアルバンドでネットワークを構築することを意識してきた点が挙げられた。また、実効速度については、「(時間帯にはよるが)結構出ている」というコメントだった。

 なお、WiMAX 2+のau端末への導入については、今回の発表会では「検討している」とだけで、新しい情報は出されなかった。

下り最大150Mbpsに対応するには、1つの周波数帯で20MHz幅を使うことでも可能で、すでにドコモ/auとも提供しているが、基地局数はまだまだ限定的。auはキャリアアグリケーションで下り最大150Mbpsの基地局を全国レベルに拡大する
全国どこでも使える800MHz帯に対し、2.1GHz帯も確実に拡大していく予定で、同時にキャリアアグリケーションも展開していく

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART