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嵌め合わせたり柔らかく可動するパーツが作成可能に

ストラタシス、ポリプロピレンをシミュレートする3Dプリント材料を発表

2014年04月16日 15時47分更新

文● 行正和義

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硬い素材では作れなかった「はめ込むパーツ」を3Dプリンタで作成可能

 米国とイスラエルに本社を置く3Dプリンタおよび造形材料のメーカー、ストラタシス(Stratasys)は、ポリプロピレンをシミュレートする3Dプリンタ材料「Endur (RGD450)」を発表した。

家庭用の日用品に用いられるポリプロピレンと同様の柔軟性を持つため商品の試作に向いている

 Endur(RGD450)は光造形3Dプリンタで用いるフォトポリマー造形材料で、3Dプリンタで作成できる高い寸法安定性を持ちつつ高い耐衝撃性と破壊伸び率を持つ。弾性と柔軟性があるため、家庭の日用品に使われるポリプロピレン製品を製造する前のプロトタイピングに向いており、柔らかく可動するヒンジのある機械部品、弾力と若干の変形によって嵌め合う動作をするスナップフィットパーツを作ることが可能。

 造形色は明るい白で、滑らかな表面仕げを特徴とする。同社の3Dプリンタ(Objet EdenV、Objet Connex、Objet500 Connex3、Objet 30Pro)などの製品で利用可能。

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