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新シリーズ「Superior Club Sound」も立ち上げ

パイオニア、アルミ合金使ったクラブ音楽向け高級ヘッドフォン

2014年04月15日 20時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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SE-MX9。アルミ合金を使うことで質感とデザイン性を高めた

 パイオニアは4月15日、「Superior Club Sound(スーペリア クラブ サウンド)」シリーズのヘッドフォン/イヤフォンを発表した。

 シリーズ名の通りクラブミュージックのリスニングに適したモデルで、同社がプロDJ用ヘッドフォンで培ったノウハウを活かした低域重視の音作りが特徴。シリーズ立ち上げの背景には、国内でのDJ・クラブ文化の流行も関係しているという。ラインアップはヘッドフォン「SE-MX9」「SE-MX7」およびイヤフォン「SE-CX9」「SE-CX8」。各モデルの主な使用は以下の通り。

SE-MX7。こちらもデザイン的にはシンプル落ち着いているが、ポップな印象もある

SE-MX9のハンガー部。分厚いアルミ合金で高級感あり

SE-MX7のハウジング部外側は低域のレベル調節ダイヤルになっている

BA型のSE-CX9。カラーはDeep Silverの1色

SE-CX8をiPhoneと比較した様子。サイズは大きめ

シリーズは全体的にシンプルでスタイリッシュなデザイン

主なスペック
型番 SE-MX9 SE-MX7 SE-CX9 SE-CX8
音圧レベル 106dB 102dB 101dB 102dB
最大入力 1200mW 1000mW 100mW 100mW
ユニット口径 50mm 40mm×2 BA型 100mA
再生周波数帯域 6〜40000Hz 6~37000Hz 6〜25000Hz 4〜30000Hz
インピーダンス 32Ω 16Ω 20Ω 16Ω
質量 305g 227g 13.0g 12.3g
カラー Bright Silver、Indigo Black、Bright Copper Matte White、Matte Black、Matte Blue、Matte Orange Deep Silver Bright Silver、Indigo Silver、Bright Copper
市場想定価格 3万3000円前後 1万9000円前後 2万9000円前後 1万9000円前後

 イヤフォンのSE-CX9とSE-MX8に関しては、振動素子「BASS EXCITER」を搭載。これはメインユニットからの振動を受けて低周波数振動を発生させ、低域の表現力を増加させるもの。構造としてはいずれもシングルドライバーとなるが、BASS EXCITERを加えて“ハイブリッド構造”としている点が特徴。中高域の表現力を犠牲にすることなく、5Hz〜100Hzあたりの低域の迫力を再現できるという。

 またヘッドフォンSE-MX7は、中高域用と低域用でユニットのそれぞれ1基ずつ搭載するデュアル構造が特徴。イヤーカップ外側のダイヤルを回転させることで、低域のレベルを調整することも可能となっている。

 フラッグシップモデルとなるSE-MX9は、ハウジング部とハンガー部にアルミ合金、ヘッドバンド部に高耐久性のポリアミド樹脂を採用するなど、素材にもこだわりを見せている。またハウジング部に空気室を設けることで、遮音性能も高めている。同社の従来モデルと比べて、約3dB程度騒音を低減できるという。

 価格はオープンプライス。市場想定価格はSE-MX9が3万3000円前後、SE-MX7が1万9000円前後、SE-CX9が2万9000円前後、SE-CX8が1万9000円前後。4月下旬に発売する予定だ。

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