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完全通話定額「カケホーダイプラン」、パケットを共有できる「シェアパック」を導入

ドコモの新料金プランはどんなユーザーが幸せになれる?

2014年04月16日 14時00分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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1人でスマホ・タブレット2台持ちの場合

旧プラン 新プラン
スマホ 基本料 Xi にねん 741円 カケホーダイプラン 2700円
通話料 30秒あたり20円 なし
ISP spモード 300円 spモード 300円
パケット代 Xiパケ・ホーダイ ライト(3GB) 4700円 データMパック(5GB) 5000円
タブレット 基本料 プラスXi割 2839円 データプラン 1700円
通話料 なし なし
ISP spモード 300円 spモード 300円
パケット代 Xiデータプラン フラット にねん(7GB) 0円 シェアオプション 500円
合計 8880円+通話料 1万500円

 最後に、1人でスマホ・タブレットを2台持ちするケースを紹介する。旧プランのほうが通信容量も多く、月額も(通話料を考慮しても)安く済む結果となった。パケットパックにおける通信量の単価の上昇が如実にあらわれた結果と言える。

 旧プランの場合、スマホ・タブレット両方でパケット定額サービスに加入しなければならないが、どちらもデータ通信を大量に使う……というケースは少数派だろう。スマホが通話用、タブレットがデータ通信用、と用途を分けた場合はどちらかの通信料が無駄になってしまうこともありえるが、新プランならば容量を共有できるため、その点では心配が必要なくなるのはありがたい。

まとめ:家族が多く、通信料が少ないユーザーにはお得な新プラン

 このようにNTTドコモの新料金プランは、「音声通話をよく使う」ユーザーや「パケットをシェアできる家族が多く、かつデータ通信はさほど使用しない」ユーザーが最も恩恵を受けられるプランとなっている。逆に単身で契約しているユーザー、データ通信を頻繁に使っているユーザーはあまり値下げを実感できないうえ、場合によっては実質値上げになってしまうケースもありうる。

 新プランは加入予約が5月15日から、提供開始が6月1日からとなっており、旧プランの新規受付は8月末まで実施する(既存の旧プランは継続して利用可能)。既にドコモと契約している人、これからドコモに加入を考えている人は、よく吟味したうえでプランを選択してほしい。

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