ワイヤレスになって操作も簡単に
ただ、相変わらずリストバンドには睡眠モードへの切り替えボタンはあります。このボタンであらかじめ睡眠モードに切り替えたときと、アプリで後から睡眠時間を推測する違いは、ロギングするデータの解像度です。あらかじめ睡眠モードに入れるとデータ取得は1分間隔、アプリの場合は5分間隔になるということです。
ただ、1分単位でロギングする必要を感じないのと、起きてからアプリで睡眠状態を確認して入力するほうが全然楽なので、もうボタンに関してはまったく触らなくなりました。
UP24も従来機種通り、モーションセンサーのほかにバイブレーターも内蔵していて、指定時間に振動させる「スリープアラーム」、深い睡眠に入る前に起こしてくれる「パワーナップ」、動いていないと運動を促す「アイドル」といった機能に対応します。
ただ、そうした機能も前は「リストバンドのボタンを2回押して月が光ったら3回目を押して本体が振動するまで長押し」のような隠れキャラでも出てきそうな操作を要求されましたが、UP24からはアプリのメニューから一発で操作できるようになりました。これも常時無線でつながっている恩恵です。
ただし充電については相変わらず有線接続が必要です。Qiのような電磁誘導式の充電器に対応してくれれば、充電用のプラグやキャップも不要になり、実用上必要無いモードスイッチも廃して完全にシールドされた防水設計も可能になると思うのですが、どんなもんでしょうか。