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従来比最大2.5倍の処理性能、x86サーバー初の動的構成変更機能を搭載

富士通、Xeon E7 v2搭載の「PRIMEQUEST」新シリーズ発売

2014年04月14日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 富士通は4月10日、基幹IAサーバー「FUJITSU Server PRIMEQUEST」の新シリーズとなる「PRIMEQUEST 2000シリーズ」全5モデルの販売を開始した。インテルの最新Xeon E7 v2プロセッサーを搭載し、x86サーバーで初となる「Dynamic Reconfiguration(動的構成変更機能)」を採用している。

PRIMEQUEST 2800Eの本体

 PRIMEQUESTシリーズは、メインフレームクラスの高い信頼性と可用性を持ち、ハードウェアリソースのパーティショニング(分割)によって、Windows ServerやLinux、富士通製メインフレームOS(OSIV/XSP)やオフコンOS(ASP)を同時に稼働させられるIAサーバー。PRIMEQUEST 2000シリーズは、エントリー/エンタープライズ/ロングライフの3カテゴリ、全5モデルで構成される。

PRIMEQUEST 2000シリーズは3カテゴリ、全5モデルで構成される

 動作周波数2.8GHzの最新Xeon E7 v2ファミリーを、1パーティション上で最大8個(120コア)または4個(60コア)まで構成可能。最大メモリ容量は従来の2TBから12TBへと大幅に増強された。

 またx86サーバとしては初めて、ワークロードに応じて動的に、パーティションごとのCPUやメモリ、PCIカードなどのリソースを増減できるDynamic Reconfiguration(動的構成変更機能)を採用している。

 最小構成標準価格(税別)は、2400Sモデルが360万円、2400Eモデルが820万円、2800Eが1,350万円、2400Lが1,070万円、2800Lが1,760万円となっている。

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