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64bit&下り300Mbps対応のSnapdragon 810/808発表

2014年04月08日 17時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 クアルコムは、2015年前半に市場に投入されるスマートフォンでの搭載を予定している、次世代SoC「Snapdragon 810」「Snapdragon 808」を発表した。LTE Advanced Category 6に対応したモデムを内蔵することで下り最大300Mbpsの通信速度が実現される。

 Snapdragon 810は、高性能な「Cortex-A57」と、よりシンプルで省電力な「Cortex-A53」という2つの64bitクアッドコアCPUから構成。GPUには前世代の「Adreno 420」からグラフィック性能が30%アップした一方、消費電力は最大20%低下したという「Adreno 430」が組み合わされる。4Kディスプレーの接続に対応したほか、最大55メガピクセルのカメラが接続できるなど高い性能を持つ。

 Snapdragon 808は、810と比較して「Cortex-A57」がデュアル構成になり、GPUは「Adreno 418」の組み合わせ。

 ともに20nmプロセスで製造され、サンプル出荷は今年後半の予定。また、810/808ではARMのCortex-A57コアを採用しているが、クアルコム自身による次世代64bitアーキテクチャーについても、年内の詳細発表を計画していることも合わせて公表されている。


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