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LINE電話の番号通知問題について確認プロセスの強化を約束

2014年04月04日 22時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 LINEは、固定/携帯電話に発信できる「LINE電話」で、着信側に表示される電話番号の偽造が可能ではないかという問題について、4月中に予定するアプリのアップデートにより、確認プロセスを強化する予定であることを同社公式ブログで公表した

 LINE電話の番号通知で問題が起きる状況については、3月28日に掲載した記事に掲載しているので(関連記事)、そちらを参照いただきたいが、今回問題となった原因に、一度LINEでSMS認証を行なった端末では、たとえSIMを入れ替えても、(元の電話番号のSIMを他の端末で認証しない限り)元の電話番号が相手に通知され続ける点にあると言える。

LINE電話ではスマホに差しているSIMを交換しても

通話先に通知される番号は変わらない

 そこで4月中をめどに行なわれるアップデート以降は、

・端末のSIM情報の確認
・ネットワーク接続状況の確認
・不正使用検知アルゴリズムによる確認

のいずれか、もしくは複数が確認できない場合、SMSによる再認証を行ない、再認証が完了しない間はLINE電話からの発信はすべて非通知になる。

 なお、アップデート版のリリース以降は、現行バージョンによる発信はすべて非通知設定となる予定で、ユーザーに対しては最新バージョンへのアップデートをお願いするとしている。


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