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ワコールの自社サイトで改ざん、5日間全面閉鎖状態に

2014年04月04日 01時14分更新

記事提供:通販通信

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 ワコールホールディングスは3月31日、同社のWebサイトに第三者からの不正アクセスがあり、サイトの一部が改善されたと発表した。

 3月28日に、一部検索サイトにおいて、同社のWEBサイトが「コンピュータに損害を与える可能性がある」と判定され、ブラウザによってはサイトが表示されない現象が発生。同日17時30分から企業サイトや傘下のブランドサイトを含む関連Webサイトを全て閉鎖し、4月4日の3時時点で、依然として閲覧できない状態が続いている。

 改ざんの事実が判明したのはURLが「http://www.wacoal.jp/」のWebサイト。改ざんされた状態で、対象サイトを閲覧した場合、不正なサイトに誘導され、ウイルス感染や不正プログラム侵入のおそれがあったという。事実関係が判明するまで、関連する46のサイトを全て閉鎖し、詳細は調査中。

 現在のところ、顧客情報の漏えいは確認されておらず、被害報告もないという。同社は「お手持ちのセキュリティ対策ソフトを最新の状態に更新していただき、ウイルス感染確認・駆除の実施をお願いいたします」と呼びかけている。

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