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スマホで顔パス払いのペイパル、ヤマダ電機が試験導入

2014年04月01日 09時22分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ペイパル(PayPal)は4月3日から30日までの期間、ヤマダ電機LABI渋谷にて、「ペイパル チェックイン支払い」のテストマーケティングを実施するよ発表した。

 「ペイパル チェックイン支払い」とは、ペイパルが展開するスマホを使ったクレジット決済サービス「ペイパルヒア(PayPal Here)」の機能の1つ。ユーザーは手持ちのスマホにペイパルアプリをインストールし、クレジットカード情報や顔写真などを登録すれば利用できる。

 利用方法は、入店時にアプリを開いて「チェックイン」に設定すると、店舗の端末にユーザーの入店(チェックイン)情報がワイヤレスで伝えられる。あとはユーザーが会計時に店員へ「ペイパルで支払う」と言えば、店員が顔写真とユーザーの顔を確認し、本人であることをチェックしたうえでクレジットカード決済の処理を行う。財布やクレジットカードを取り出すことなく、まるで“顔パス”のように支払いが手軽に済ませられるのが特徴だ。

 今回のテストマーケティングでは、ヤマダ電機LABI渋谷の3階にペイパルヒアを導入したペイパル専用レジを設置し、「ペイパル チェックイン支払い」利用者を対象にキャンペーンを実施。キャンペーンの特典として3階の全商品を対象に、「ペイパル チェックイン支払い」による買い物金額が1000円(税抜)ごとにヤマダポイントを100ポイントがもらえる。

顔パス支払いの利用の流れ(ペイパル公式サイトより)

顔パス支払いの利用の流れ(ペイパル公式サイトより)

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