狙い目の電源ユニット6製品はコレだ!!
続いては、秋葉原の主要PCパーツショップ4店舗の店員オススメと1ヵ月の売れ筋ランキングを元にしてASCII.jp編集部が選んだ今狙い目の80PLUS BRONZE、SILVER、GOLD認証を取得している電源ユニットを紹介していこう。
80PLUS BRONZE編
まずは手ごろな価格帯で、400Wクラスからと低消費電力マシンに搭載するのもオススメできる80PLUS BRONZE認証の電源ユニットだ。
定番電源メーカー
CorsairのBRONZE
スペック | |||
---|---|---|---|
型番 | CX430M (CP-9020058-JP) |
CX500M (CP-9020059-JP) |
CX600M (CP-9020060-JP) |
定格出力 | 430W | 500W | 600W |
80PLUS認証 | 80PLUS BRONZE | ||
+3.3V | 20A | 25A | 25A |
+5V | 20A | 20A | 25A |
+12V | 32A | 38A | 46A |
-12V | 0.8A | 0.8A | 0.8A |
+5VSB | 3A | 3A | 3A |
サイズ(W×D×H) | 150×140×86mm | ||
MTBF (平均故障間隔) |
10万時間 | ||
保証期間 | 3年間 | ||
実売価格 | 5800円前後 | 6800円前後 | 8000円前後 |
BRONZE認証の1台目は、STANDARDからTITANIUMまでをラインアップする定番の電源メーカーのひとつであるCorsairの 「CX M」シリーズだ。
今回紹介する製品のなかでは最安クラスながら、電源ケーブルはPCケースの裏面配線や取り回しが楽なフラット形状のセミモジュラータイプなので、ビデオカードの補助電源やSSD/光学ドライブなどの電源ケーブルは必要な分だけを接続でき、本体奥行きも140mmと短いため、内部スペースが限られる省スペースPC自作にもグッドだ。
品質面も問題なく日本製電解コンデンサーや過電圧保護(OVP)や低電圧保護(UVP)といった各種保護回路もしっかりサポートしている。
Corsair製電源ユニットでおなじみとなっている保守パーツのスリーブケーブルにも対応している。本体に直結されている24ピンATXや12V電源ケーブルは、スリーブ化できないが、そのほかはケーブルを交換するだけでスリーブ化可能だ。
電源の老舗メーカーの
ENERMAX「Triathlor ECO」シリーズ
続いてはPC自作が普及する前からPCケースや電源ユニットを手がけている老舗メーカーENERMAXの「Triathlor ECO」シリーズだ。
スペック | |||
---|---|---|---|
型番 | ETL450AWT-M | ETL550AWT-M | ETL650AWT-M |
定格出力 | 450W | 550W | 650W |
80PLUS認証 | 80PLUS BRONZE | ||
+3.3V | 16A | 18A | 20A |
+5V | 15A | 15A | 20A |
+12V | 34A | 42A | 50A |
-12V | 0.3A | 0.3A | 0.3A |
+5VSB | 2.5A | 2.5A | 2.5A |
サイズ(W×D×H) | 150×140×86mm | ||
MTBF (平均故障間隔) |
10万時間 | ||
保証期間 | 3年間 | ||
実売価格 | 9000円前後 | 1万円前後 | 1万1円前後 |
昨年末に発売された最新シリーズだけあって、柔らかなフラットケーブルやセミモジュラー、奥行き140mmのコンパクトサイズ。そして、インテル第4世代Coreシリーズの「Haswell」で新たに採用された省電力動作モード「C6/C7ステート」のサポートと、電源ユニットの旬なポイントを網羅しているのが魅力だ。
またPCをショットダウンさせた後も電源ユニットのファンが約30~60秒間回転し、PC内に残った熱を排出する「ヒートガード機能」や各種保護回路といった細かい機能もしっかり搭載している。
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