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14~76TBまでの統合バックアップに先進的な機能を提供

1台で仮想マシン4800台まで保護できる「NetBackup 5230」

2014年03月31日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月27日、シマンテックはNetBackupを搭載したバックアップアプライアンスの最新版「Symantec NetBackup 5230(以下、NetBackup 5230)」の発売開始を発表した。

 オールインワン型のNetBackup 5230は、エンタープライズ向けのバックアップソフトであるNetBackupを、安定稼働するハードウェア上にセットアップ。OSやミドルウェアとともに最適なチューニングを施しているという。既存のテーラーメードのバックアップ環境に比べ、環境構築の時間と手間を大幅に削減できるほか、保守の一元化で障害対応も迅速に行なえるとのこと。

14から76TBの統合バックアップにNetBackupの先進的な機能を提供

 NetBackup 5230に搭載される最新のNetBackup v7.6では増分よりも短い時間でフルバックアップを実現する「NetBackup Accelerator」、スナップショット作成管理を集中化することで、複製されたスナップショットイメージからきめ細かいファイルレベルでのリカバリーを可能にする「Replication Director」、コンプライアンスならびに運用ポリシーの順守をより簡単に実現する「Symantec Critical System Protection」などを搭載。

 また、Symantec V-Rayテクノロジーでは、仮想マシンを自動的に検出。1台のアプライアンスで最大4800台の仮想マシンを保護できる。さらに、DRサイトでの即時リストアを可能にする「Auto Image Replication」や遠隔地へのデータ転送を短時間で行なえるWAN高速化など、災害対策・DR面での機能も充実している。

 NetBackup 5230は、14/28/40/76TBの対象容量に対応する4モデルを用意。参考価格は14TBモデルがオープン価格、28TBモデルが約3100万円から、40TBモデルが約5600万円から、76TBモデルが約9500万円から。

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