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見て、聞いて、直感的に楽しめる展示がズラり!

天使降臨や「ネット葬」に驚いた NT京都2014レポ(後編)

2014年03月27日 18時30分更新

文● 多田祥人、広田稔(@kawauso3

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コアラのマーチを振るためだけの機械も

 京都電創庵が展示していたのは、コアラのマーチを振るための機械「コアラのマーチ振り機」だ。コアラのマーチを数十分振り続けるとひとつの大きな固まりになるが、腕が疲れてしまう。じゃあ自動化してしまおうと作ってしまったのが、この装置になる。設定した回数からカウントダウン/カウントアップしていくモードも備えていたりと、芸が細かい。

アホなことを全力投球でやる(失礼)ニコ技らしい作品だ。ただし、当日は会場の温度が低かったためか、固まりになっていなかったほかにも、小型ボードコンピューター「RaspberryPi」を使ったタブレット端末や、床に書いた黒い線の上を動くライントレースマシーンも出展していた


 「シャドーボックス」とは、複数の紙を重ねて立体感を出す表現手法で、古くは外交官夫人の手習いであったという。Kanjuさんは、そんなシャドーボックスの作品をニコ動に数多く投稿している人物だ。NT京都では、トレーディングカードや立体化ミク、細口のビンの中に入れたボトルシップを展示していた。

一見イラストだが、立体になっているという「紙業」を目の当たりにできた


 nikuさんが制作したのは、鏡の中でミクが踊るように見える装置。マジックミラーの後ろにタブレット端末を置くという仕組みになる。もうひとつ、マジックミラーをサイコロ状に張り合わせた謎作品も展示していたが、nikuさん本人も利用方法は考え中とのこと。そんな展示をネタに、ニコ技部員たちがいろいろとアイディアをひねり出していたのが楽しそうだった。

「結構なお値段」というマジックミラーを惜しげもなく使った展示だ


 「ホモォ」とは、Twitterの落書きを発祥とするキャラクターのこと。「┌(┌ ^o^)┐」という顔文字を見かけたことがある人も多いはず。その腐女子の化身を、MintiaPが3Dプリンターで実体化。ホバリングユニットを搭載して浮くタイプと、内蔵モーターで「カタカタ」と音を立てて走る2タイプに仕上げた。どちらもキモさがすごい(褒め言葉)。



 というわけで、駆け足だが前後編にわけて一部の展示を紹介してきた。  テクノロジーのイベントというと一般人にはハードルが高いイメージを持つ人もいるかもしれないが、実際はちびっ子を連れた家族や若いカップルも来場しており、一様に楽しそうな表情を見せていた。展示物の3分の2は、見た目や動き、音で直感的に楽しめるものなので、知識ゼロでもOK。残りの3分の1は、マイコンや半導体の知識があるとより深く楽しめるだろう。

 今後、ニコ技の展示は、4月26、27日に幕張メッセで開かれる「ニコニコ超会議3」や、7月12、13日を予定している「NT金沢」などでチェックできるので、ぜひ参加してみよう。


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