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マイクロソフトが公式ブログで4月3日からの名称変更を発表

「Windows Azure」を「Microsoft Azure」に改称する理由

2014年03月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 マイクロソフトは3月25日(米国時間)付の公式ブログ投稿において、同社のパブリッククラウドプラットフォームの名称を4月3日付で「Windows Azure」から「Microsoft Azure」に変更することを明らかにした。

名称変更は公式ブログ「Windows Azure Team Blog」で発表された

 今回の名称変更は、顧客向けのアプリケーション開発プラットフォーム(PaaS/IaaS)だけでなく、マイクロソフト自身のサービスプラットフォームとしてもAzureにフォーカスするという戦略を反映したもの。声明文では、具体的な自社サービス名として「Office 365」「Dynamics CRM」「Bing」「OneDrive」「Skype」「Xbox Live」などを挙げて説明している。

 さらに、アプリケーション開発基盤としても、現在ではWindowsやSQL Server、.NETだけでなく、Python、Ruby、Node.js、Java、Hadoop、Linux、Oracleといった幅広いOS/言語/サービスをサポートしている。これも“Windows”を冠した名称を変更する理由のようだ。

 マイクロソフトでは、今後もAzureを通じて「世界中のアプリケーションのために、エンタープライズグレードのクラウドプラットフォームを提供する」と述べ、クラウドファースト、モバイルファースト、かつデータ中心の世界を求める顧客のニーズに応えると声明文を締めくくっている。

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