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ピーク後のシャープ「AQUOS」の売上回復の施策とは!?

2014年03月26日 17時02分更新

文● ASCII.jp編集部

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左が4K AQUOSで中央がAQUOS クアトロン プロ、右はフルHDのAQUOS
左が4K AQUOSで中央がAQUOS クアトロン プロ、右はフルHDのAQUOS

 シャープが、液晶テレビの国内向け販売施策について説明会を開催した。

 同社デジタル情報家電事業本部 国内AV営業統轄 居石勘資氏によると、1987年から2008年までの約20年間、テレビの需要は毎年900万台前後で推移していたが、2009年に1500万台超となり、2010年はエコポイント需要により2500万台超を記録。2011年もアナログ放送終了の駆け込み需要で1500万台超の需要があった。

デジタル情報家電事業本部の居石勘資氏 年間900万台のテレビ需要復活についての施策を説明する、同社デジタル情報家電事業本部の居石勘資氏
年間テレビ出荷台数の推移
年間テレビ出荷台数の推移

 その反動で、2012年は500万台を超える程度まで需要が落ち込み、2013年、2014年もその傾向が続くと同社は予想している。

今後の“2つの大きな需要”に合わせ
中~大画面テレビを訴求

 ただ、同社は今後2つの大きな需要があると期待している。1つは経年劣化などによる“買い換え需要”で、トータル1470万台の出荷を予想。もう1つは“置き換え需要”で、こちらはトータル2100万台の出荷を見込んでいる。

今後2つの大きなテレビ需要があると予想 テレビの基本性能向上もアピールしていく
今後2つの大きなテレビ需要があると予想テレビの基本性能向上もアピールしていく

 置き換え需要は、2009~2011年にかけてブラウン管テレビから32V型以下の小型テレビに買い替えた人たちが、さらに大きなテレビに買い替える、というもの。同社は置き換え/買い替えにおいて、ユーザーに従来の2倍以上の画面面積のテレビを訴求していくという。

 例えば、32V型のテレビを買い替えようという人には、60V型以上の製品を勧めていくわけだが、そうなると4Kテレビも選択肢に含まれる。

 もちろん、同社も2013年から「AQUOS UD1」シリーズとして4Kテレビを発売しており、今後は主軸となっていくが、4Kテレビ並みの輝度と色情報を表示できる2K(フルHD)テレビ「AQUOSクアトロン プロ XL10」シリーズを昨年末に発売しており、その売れ行きが順調だという。

45V型以上のテレビにおける、全メーカーの4Kテレビの割合(赤いグラフ)と、XL10(黄色いグラフ)のシェア XL10は従来モデルの約2倍売れているとのこと
45V型以上のテレビにおける、全メーカーの4Kテレビの割合(赤いグラフ)と、XL10(黄色いグラフ)のシェアXL10は従来モデルの約2倍売れているとのこと

 昨年11月から今年3月までの期間において、従来モデル(XL9)と比較して2倍の実売台数を達成。さらに直近では、45V型以上の薄型テレビにおいて、全メーカーの4Kテレビに肉薄するほどのシェアを、XL10のみで獲得しているとのこと。

 このように、同社は中~大型テレビの需要を訴求することで、2014年以降、年間900万台の需要を回復させたいとしている。

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