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どこでも使えるエプソンダイレクトのオールインワンPC「Endeavor PT110E」を検証! 第3回

追加ハードウェア不要で気軽にマルチディスプレーを利用できる

解像度5760×1080ドット! 「Endeavor PT110E」でトリプルディスプレー環境を実現する

2014年04月10日 11時00分更新

文● 高橋量

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液晶ディスプレーを最大2台まで接続可能!

 PCでの作業を効率的に行ないたいなら、複数のディスプレーを同時に利用する「マルチディスプレー」環境がおすすめだ。デスクトップが広くなることで一度に確認できる情報量が増えるほか、ウィンドウが隠れないようあれこれ操作する必要がない。たとえばウェブページの情報を隅々まで表示しながらフルサイズのワード編集画面で作業しているところをイメージすれば、その便利さがおわかりいただけるだろう。

 HDMI端子やアナログRGB端子が用意されているノートなら、外部ディスプレー1台を接続することでデュアルディスプレー環境は簡単に構築可能だ。だがトリプルディスプレーとなると、USB接続のVGAアダプターなど特殊な機器が必要になる場合もある。オールインワンPCや小型デスクトップでも、機種によっては追加のハードウェアが必要だ。

 だがEndeavor PT110Eなら、特別なハードウェアは必要ない。本体に用意されている出力用のHDMI端子とアナログRGB端子に、外部ディスプレーを接続するだけだ。外部出力の最大解像度は1920×1080ドットのフルHDなので、最大5760×1080ドットもの広大なデスクトップを扱えることになる。ちなみに左側面に用意されている入力用HDMI端子を使えば、Endeavor PT110Eにゲーム機やHDDレコーダーの映像を映し出すことが可能だ。

本体左側面にはゲーム機やレコーダーの映像を表示できるHDMI入力端子と、PCの映像を外部ディスプレーに表示するHDMI出力端子が用意されている

アナログRGB端子は本体背面に配置されている

 実際にフルHDの液晶ディスプレーを2台接続してみたところ、特別な設定なしで瞬時にトリプルディスプレー環境に切り替わった。液晶ディスプレー3台の前に座ってみると、その存在感は格別だ。ちなみに今回利用したのは23型と24型の液晶ディスプレーで、21.5型のEndeavor PT110Eと比べると23型のほうがサイズが近くてマッチするように見える。ただし液晶ディスプレーによってはスタンドの高さが異なるため、23型でも高さがEndeavor PT110Eと合わない場合もあるはずだ。見栄えにこだわりたい人はモニターアームなどを利用して高さを調整したほうがいいだろう。

「Endeavor PT110E」にフルHD液晶ディスプレー2台を接続したトリプルディスプレー環境。左が23型で右が24型

トリプルディスプレー時のデスクトップは5760×1080ドット!

 液晶ディスプレーの並び順を変更する場合は、デスクトップの右クリックメニューから「画面の解像度」を選び、ディスプレー表示の順番を変更すればOK。ディスプレーの配置に応じて並び順を入れ替えよう。

「画面の解像度」でディスプレーの並び順を変更できる。ディスプレー絵をドラッグ&ドロップすることで入れ替え可能だ

エプソンダイレクト株式会社


 

(次ページ、「トリプルディスプレーの活用法を考える」に続く)

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