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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第77回

6型のファブレット対決 Fonepad、G Flex、Z Ultra、最強は?

2014年03月25日 17時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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SIMフリー端末はやはり激安
Fonepadで格安SIMなら7万円台!

 まず料金比較から。24ヵ月使った場合のトータルコストを比較する。本体価格は5%の税込、月額料金部分は税抜で計算している。なおFonepad Note 6についてはSIMフリーなので、格安のMVNO SIMを挿すことを想定。ファブレットということで「通話&通信ができる」ことを条件に、日本通信の「スマホ電話SIMフリーData」で利用したケースを掲載した。

  ASUS
「Fonepad
Note 6
ME560CG」
au
「G Flex
LGL23」
au
「Xperia Z
Ultra
SOL24」
新規契約
(一括/実質)
3万9800円
(契約不要)
8万5680円
/1万5120円
7万8120円
/2万160円
スマホから機種変
(一括/実質)
8万5680円
/2万2680円
7万8120円
/3万2760円
ガラケーから機種変
(一括/実質)
8万5680円
/2万2680円
7万8120円
/3万2760円
MNP
(一括/実質)
6万4680円
/0円
5万7120円
/マイナス840円
ISP LTE NET LTE NET
300円 300円
基本使用料 スマホ電話SIM
フリーData
LTEプラン LTEプラン
1560円 934円 934円
通話料 20円/30秒 20円/30秒 20円/30秒
パケット定額 LTEフラット LTEフラット
5700円 5700円
主なキャンペーン 特に無し auにかえる割(MNP) auにかえる割(MNP)
  -2万2416円 -2万2416円
2年間トータルコスト 7万7240万円(スマホ電話SIM フリーData)~ 14万4400円(MNP)~ 14万3160円(MNP)~

 これはFonepadが当然ながら圧勝だ。それにしても24ヵ月でauの2機種の半額で済むというのは魅力的に感じる。しかもハードの価格には2年契約などの縛りは前提となっていない。

 ただし、今回チョイスしたスマホ電話SIMフリーDataは常時200kbpsの通信速度で、高速通信を利用するには有料のオプションやチャージが必要。ほかにもIIJmioの「ミニマムスタートプラン」+音声通話の「みおふぉん」(月1900円)のように安価で月1GB程度の高速通信が利用できるものもあるほか、データ通信SIM+IP電話なら、さらに安上がりだ。このような選択が可能なのもSIMフリー端末ならではのメリットだ。

 G FlexとXperia Z UltraはMNPならトータルで14万円台。MVNOのSIMと比べると高く感じるが、auスマホ内では同程度。それに高速で利用できる通信量が月7GBもあることは、当然大きな差だ。

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