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マイクロソフト・トゥディ 第86回

XPサポート終了まであと3週間、乗り換えできなかった場合は?

2014年03月20日 22時00分更新

文● 大河原克行

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 4月9日のWindows XPのサポート終了まで、あと3週間ほどとなった。

 すでにWindows XPからの移行を図ったユーザーも多いだろうが、依然としてWindows XPを使い続けているユーザーも少なくない。

 日本マイクロソフトでは、4月9日のサポート終了時点でも700万人のWindows XPユーザーが残ると試算しており、4月以降もしばらくはWindows XPからの乗り換え需要が続くことになりそうだ。

乗り換えができなかったユーザーは何をするべき?

 では、4月9日までにWindows XPからの乗り換えができそうがない、あるいは4月9日以降乗り換えられなかったユーザーはどうしたらいいだろうか。

 日本マイクロソフトでは、「あくまでも移行までの暫定的な措置」であることを前提に次のように語る。

 まずは、2014年4月9日に公開されるであろう、Windows XPの最後のセキュリティパッチを当て、最新の状況にしておくことだ。これを機会に、「Windows Update 利用の手順」「Windows XP で Windows Update から Microsoft Update に切り替えるには?」などを改めて参照するのもいいだろう。

これを機会に、Windows UpdateやMicrosoft Updateのページを改めて確認するのもいい

 さらに、サードパーティーが発売するセキュリティソフトウェアをインストールし、これも最新の状況にしておくことである。

 安心できるわけではないが、この状況であればまずは1ヵ月は大丈夫だろう。

 そして、利用する際には、インターネットに極力接続をしないこと、USBメモリーやSDカードメモリーなどを利用する際には最新の注意を払うことを求めている。

 だが、日本マイクロソフトでは、次のようにも言及する。

 「PCを利用するのに、インターネットの接続やUSBメモリーの接続に配慮しなくてはならないのは、決して楽しいPCの使い方ではない。楽しくPCを使ってもらうためには、最新のPC環境にいち早く移行してほしい」

 最新のOS環境こそが、PCを楽しむための近道であることは間違いない。

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