このページの本文へ

『マインクラフト──革命的ゲームの真実』好評発売中

マインクラフト本の著者に聞いた映画化決定のこと

2014年03月18日 16時00分更新

アスキークラウド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Some rights reserved by kenming_wang

 マインクラフト(Minecraft」の映画化権をワーナー・ブラザーズが取得。マインクフラト開発者、マルクス・パーションもツイッターでマインクラフトの映画化が事実であることを明言。作品の概要やキャストに注目が集っている。

 マインクラフトは、「ノッチ(Notch)」の愛称で親しまれるスウェーデンのプログラマー、マルクス・パーションが開発したサンドボックス型のものづくりゲーム。モヤング社が2011年11月に製品版をリリースし、現在までの3400万本以上を販売した。登録ユーザー数は全世界で1億人を突破し、YouTubeへの投稿数は4500万本を超える大ヒットゲームだ。

 映画化について、スウェーデンの出版社Norstedtsから2012年に刊行された『MINECRAFT──BLOCK, PIXLAR OCH ATT GÖRA SIG EN HACKA(マインクラフト──ブロック、ピクセル、金儲け)』の著者の一人、リーヌス・ラーションは現地ラジオ局の取材に対して次のようにコメントした。

「マインクラフト映画化は何年も噂があったから今回も驚かなかった。でも、映画の内容を予想するのは難しい。マインクラフトというゲームには目的がない。逆にいえば、マインクラフトの中でプレイヤーは自分独自の物語を作れる。だから、マインクラフトの中で起こることを映画化するのであれば、製作者は白紙から始めなければならないだろう」

 映画化権ワーナー・ブラザーズが取得したことについては、

「マインクラフトの人気が絶大であることを考えると、巨大映画会社が興味をもつのも無理はない。マインクラフトというゲームを簡単に説明するとデジタル・レゴだ。だからレゴの映画を作った会社がマインクラフトを映画化するのかって? そうかもしれない。しかし今回のニュースをリークしたのはノッチ自身だ。ノッチとモヤング社はしばしば“picky”(えり好みし、気むずかしい) と言われている。投資家の中には、モヤング社はマーチャンダイズの機会を逃し、得られるはずの利益を得ていないと批判する人もいる。しかしモヤング社は慎重に提携相手を選んでいる。ということは、今回の映画化も「一番高い契約金だから」という理由で映画会社を選んだのではなく、映画の内容をノッチが気に入り、映画化に熱心に関わっているのだろう。だから当然ファンの期待も高まっている。僕の望みは、今回の映画をありきたりのディズニー・ムービーにしないで欲しいってことだね!」

 映画化の情報を受けて、マインクラフトさらに盛り上がるだろう。


邦訳版『マインクラフト』は株式会社KADOKAWAから絶賛発売中

 膨大なインタビューと緻密なリサーチを元に、マインクラフトの開発によって億万長者になり、その名を世界中に轟かせたマルクスの軌跡と、多くのユーザーを魅了するマインクラフトの独特の世界を描きだす。コンピュータ・ゲームの歴史、モヤング社の斬新でユニークな営業戦略、巨大ゲーム業界の活況と裏側も詳細に描かれており、本国で大きな話題に。すでに英訳、デンマーク語訳が刊行され、今年2月25日に株式会社KADOKAWA/角川学芸出版 ブランドカンパニーが邦訳『マインクラフト──革命的ゲームの真実』を刊行した。

Image from Amazon.co.jp
マインクラフト 革命的ゲームの真実 (単行本)

 レゴと過ごした子供時代、薬物依存症の妹、成功と父の自殺など、マルクスの波乱に満ちた半生を描いている。ゲームのプログラミングに打ち込んできた一途な「オタク」が天才プログラマーと呼ばれるにいたるサクセス・ストーリーだ。

■書誌情報

書名
『マインクラフト──革命的ゲームの真実』
刊行日
2014年2月25日
定価(税込)
1785円
判型・仕様
四六判並製
ISBN
978-4-04-653295-4-C0098
発行
株式会社KADOKAWA
編集
角川学芸出版
URL
http://www.kadokawa.co.jp/product/321305000339/

カテゴリートップへ

ピックアップ