昨年のリリースから開発者キットが5万超え出荷、しかもFacebookが買収!
Oculus RiftでVRのススメ 日本でもアキバで体験できるぞ
2014年03月29日 18時00分更新
アキバやお茶の水、そして幕張メッセで体験できる!
というわけでいろいろ煽ってきたわけだが、何と現在、Oculus Riftはすぐに手に入らない(オーマイガー!!)。DK1は、DK2の発表前に生産終了となって、その在庫が尽きてしまった。一方、期待のDK2は早くても7月にならないと出荷されない。
欲しくても手に入らないとなると、「触ってみたい!」という欲望がムクムクと沸いてくるだろう。4月にOculus Riftが触れる場所をまとめたので、機会があればぜひ行ってみてほしい。
G-Tune:Garage 秋葉原
G-Tune:Garage 秋葉原は、東京・秋葉原にあるマウスコンピューターの専門店。その一角に、Oculus Riftの体験コーナーがもうけられている。実はVRコンテンツは、独立したGPUなどを備えたパソコンで視聴しないと、理想とされる毎秒60フレーム以上がでずに、気持ち悪くなってしまうことがある。その点、G-Tuneならゲーミングコンピューターなので安心というわけだ。
次元の壁をこえて 初音ミク実体化への情熱 展
東京・御茶ノ水にある米沢嘉博記念図書館にて、6月1日まで実施している「次元の壁をこえて 初音ミク実体化への情熱 展」でも、先ほど紹介した「Mikulus」のデモが出展されている。入場料は無料。ミクファンなら、ほかの展示も興味深いので要チェックだ。
ニコニコ超会議3
4月26、27日に幕張メッセでひらかれるniconicoのお祭り「ニコニコ超会議3」でも、Oculus Riftを利用した体験コーナーが目白押しだ。注目は、過去何度か国内で自主的にOculus Riftのデモをやってきたファンイベント「Ocufes」が、「超Ocufes」として出展すること。
入場料は1日券で前売り1500円、当日2000円。2日間通し券は前売りのみで2500円。例年の傾向からすると、幕張メッセセに入るための待機列がかなり長くなるので、暇つぶしグッズを持っていくといい。
実はもうひとつ、4月7、8日に開かれる、Oculus Rift向けのソフトを作れる統合ゲーム開発エンジン「Unity」(ユニティ)のカンファレンスイベント「Unite Japan 2014」でも、発売前のDK2を体験できる。……のだが、こちらはチケットが完売しており、当日券も用意されないので、残念ながら今からでは会場に入れない。
正直に言えば、Oculus Riftは未体験の人にとってはピンとこない話ばかりだ。筆者もいろいろOculus Rift関連の記事を書いてきたが、どんなに文章を重ねても、パノラマ写真や動画で再現しようとしても、あの興奮をきちんと伝えられていない。HMDをかぶれば、一発で「これか!」と分かるのに、自分の表現力のなさが悔やまれるばかりだ。
ちょっとジャンルは違うが、iPodも世の中に出てきたときは「???」という反応も目立ったが、実物を使ってみると「自分の音楽ライブラリをすべて持ち歩く」というそこでしか得られない体験があった。そんな時代を変える可能性を秘めたOculus Riftを、ぜひ今から触ってみてください!