「Microsoft Dynamics CRM」をベースに開発、独自モバイルアプリ提供
NTTデータ、「BizXaaS」シリーズにCRMソリューション追加
2014年03月14日 06時00分更新
NTTデータは3月12日、総合クラウドサービス「BizXaaS」の新ラインアップとして、SFA(営業支援)/CRM(顧客情報管理)ソリューション「BizXaaS CRM」の提供を開始した。「Microsoft Dynamics CRM」をベースに開発され、カスタマイズ可能な独自のモバイルアプリを付加することでスマートデバイス向け機能を強化している。
BizXaaS CRMは、Dynamics CRMをベースに、取引先管理や商談管理、営業活動管理といったSFA/CRM機能と、キャンペーン管理や反応管理といったマーケティング機能を提供するソリューション。
独自アプリにより、スマートデバイス上のローカルデータ(スケジュールや写真など)との連携、オフライン利用、端末認証による接続制限(セキュリティ確保)などの機能を提供する。また、NTTデータが端末からモバイル回線、管理ソフトウェア、端末認証機能を一括提供し、さらにヘルプデスクにより運用管理もサポートする。
また、音声認識ソリューション「BizXaaS Voice」や地図情報アプリケーション「BizXaaS MaP」との連携により、音声による入力支援や、デバイス上での訪問先地図確認などができる。
なお提供形態については「オンプレミス型、クラウド型の両方で提供可能」としている。NTTデータでは、同ソリューションを含めCRM領域で50億円規模のビジネスを目指す。