マウスコンピューター「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」

XPの航海者諸君! 特典付き「大航海時代 Online」推奨PCでロシアに行こう

文●ASCII.jp編集部

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大航海時代 Online推奨PC「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」(ディスプレイは別売り)

 「大航海時代 Online」は、2005年に始まったコーエーテクモゲームスのオンラインゲームである。動作環境は9年前のままで、CPUはPentium III 800MHz以上、メモリーは256MB以上。今では売っていないような非常にロースペックなWindows XPマシンでもプレイできる。

 とはいえ、4月9日のマイクロソフトによるサポート終了を受け、大航海時代 Onlineも4月1日の定期メンテナンスをもってWindows XPのサポートを終了してしまう。即座にWindows XPで大航海時代 Onlineがプレーできなくなるわけではないようだが、セキュリティを考えると、やはり新しいWindowsのマシンに移行すべきだろう。そう考えているときに出会ったのが、マウスコンピューターの大航海時代 Online推奨PC「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」だ。

 この「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」はミニタワー筐体のゲーミングPCで、Core i3-4130(3.4GHz)とNVIDIA GeForce GTX 650(1GB)を搭載し、メモリーは4GB、ストレージは500GB HDD。そしてOSはWindows 8.1 64ビット(Windows 7も選択化)と、完全に“今様”のPCだ。価格は6万9930円で、現在のゲーミングPCのスペックから見ればエントリーモデル。だが、大航海時代 Onlineの動作環境からすれば、非常に高いスペックだ。

中身はスッキリとした構成。大航海時代 Online以外のゲームをしたい場合でも、メモリーやストレージの追加が可能だ

評価機の主なスペック
製品名NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO
直販価格6万9930円
CPUCore i3-4130(3.4GHz)
メインメモリー4GB(最大16GB)
グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 650(1GB)
ストレージ500GB HDD
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ
通信機能有線LAN(1000BASE-T)
インターフェースUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×4、DVI-I端子×1、DVI-D端子×1など
サウンド機能ラインイン、ヘッドフォン、マイク入力(モノラル 前面×1/背面×1)、リアスピーカー
OSWindows 8.1(Windows 8.1 Pro、Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimateも用意)

 それでは、「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」で大航海時代 Onlineはどれくらい遊べるのか、推奨PCを選ぶ理由は何なのか。さっそく見ていこう。

パフォーマンスは、ほぼMAX

 「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」は、大航海時代 Onlineをどれだけ快適に遊べるのか。専用のベンチマークソフトをインストールしてみた。

大航海時代 Onlineの公式サイトにはベンチマークソフトが用意されている(クリックでサイトに飛びます)

 「ノーマル測定」の結果は、下記の通りで、「Total」が約3000。街や陸上の背景描画を中心とした測定値の「Land」が上限値である999、洋上シチュエーションにおける測定値の「Sea」は461に留まるが、キャラクターが多数出てくるシチュエーションの測定値である「Character」も上限値の999だった。

1280×960ドットのウィンドウ表示、利用環境に応じて自動設定されたパラメーターで測定する「ノーマル測定」を実施。画面左上の「LastScore」が測定結果だ

 ベンチマークの結果についてだが、大航海時代 Onlineの公式サイトにある解説ページのスコア結果参照表によると、Total300以上が最高位で、「非常に快適に『大航海時代 Online』を動作させることができる状況だと予想されます。」だという。「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」のTotalは、その10倍の3000だ。ハードウェア性能において、まったく問題ない事がわかる。

 念のため、「カスタム設定」を選び、グラフィックス設定を最高設定の状態で調べてみた。結果は、Totalが2402で、Landが999、Seaが453、Characterが748に。Seaが少し下がり、CharacterがMaxではなくなったが、Totalは相変わらず300より圧倒的に高い状態なので、プレイ上の問題は何もないと思われる。

1280×960ドットのウィンドウ表示、グラフィックスを最高設定にした「カスタム測定」の結果

 なお、今回の試用は、iiyamaブランドの144Hz入力対応フルHDディスプレー「PLG2773HS-GB2」を接続した状態で試している。大航海時代 Onlineのゲーム自体は「1920×1080 32bit フルスクリーン表示」環境が選べるが、このベンチマークソフトでは1280×1024ドットのウィンドウ表示もしくはフルスクリーン表示までしか選べなかった。とはいえ、1280×960ドットでTotalが3000であれば、1920×1080ドットでも違いはほとんどないだろう。

 そのほか、参考までに「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」も実施してみた。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」の結果。「すごく快適」の一段下だが、十分にゲームを楽しめる結果だ

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」は、1280×720ドットの最高品質で「とても快適」に

 「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」のスペックは現在のゲーミングPCとしては高くはないが、ドラゴンクエストXもファイナルファンタジーXIVも楽しむ事ができるパフォーマンスを持っている。これなら、大航海時代 Onlineでの航海の合間に他のゲームを楽しむことも可能だろう。もちろん、危険海域の航海中に目を離すとPKにやられる危険があるが、そこは自己責任で・・・。

大航海時代 Online用の嬉しい特典

 推奨PCの目的はゲームの動作保証だが、多くのプレイヤーが推奨PCを選ぶ理由は、ゲーム内アイテムの特典ではないか。マウスコンピューターの大航海時代 Online推奨PC「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」にも、もちろん付いている。

「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」には、キーボードとマウス、そして特典入手のためのコードが書かれたペーパーが付属する

 大航海時代 Onlineは2013年12月3日の新しい拡張パック「大航海時代 Online ~Gran Atlas~」(グランアトラス)にて、ロシア方面のマップが充実したのだが、特典アイテムはこれに合わせた装備品「ロシアンハット」と「ロシアンガウン」が含まれている。ロシアンハットは、キャラクターが持つパラメータの貴金属取引が+1、鉱石取引が+1という効力を持つアイテムだ。ロシアンガウンの効力は、酒類取引+2、工芸品取引+2、会計+2となる。

 加えてゲーム内アイテムとしては、ロシアンハットとロシアンガウン、そしてロシアンドレスを作るためのレシピ「ロシアの特注衣装縫製法」、使うと便利なアイテムが出てくる「熟練測量士の道具箱」、「アトラスの船首像」なども付いてくる。

 さらに、大航海時代 Onlineを50日間プレイできる「50 日分プレイチケット」も付いてくる。既存ユーザーは「50 日分プレイチケット」のシリアルコードを入力するだけで、無料で50日間プレイ期間が延びる。新規にプレーするには、別に「スターターチケット」などの購入が必要になるが、それでも、50日間分のプレイ料金を節約できるのは嬉しいだろう

 なお、上記のゲーム内アイテムは「大航海時代 Online ~Gran Atlas~」通常版(6800円)の購入でも入手できる。だが、より安価な「アップグレードチケット」(2940円)で移行したプレイヤーには、「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」で入手できるのは大きなメリットだろう。また、ゲーム内アイテムの多くが消耗品のため、予備として入手できるのも嬉しいはずだ。

 ロースペックPCでも動くからとWindows XPでまだ航海を続けているユーザー、また大航海時代 Onlineに加えて他のゲームも楽しみたいというユーザーは、この「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-DKO」を選択してはいかがだろうか。