このページの本文へ

格安SIMのスマホ・タブ活用、平均2300円の節約実績

2014年03月10日 05時39分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 NECビッグローブは10日、格安SIMカードに関するアンケート調査の結果を発表した。月額通信費が1000円以下から利用できる格安SIMカードの認知度は28.1%と、約3割だった。

 利用者は全体の7%にすぎなかったが、格安SIMカードを利用することでスマホの月額料金をいくら節約できたか尋ねると、「501円~1000円」が11.5%で「4001円以上」が14.1%で、平均金額は2300円となった。格安SIMの月額利用料金は「501円~1000円」が最も多く34.4%だった。

 格安SIMの月間通信量の制限は、「通信速度は遅いが月間通信容量制限なし」が22.6%で「1GBまで」が21.6%、「2GBまで」が15%。格安SIMの使用枚数はほとんどが「1枚」(69%)で「2枚」は18.5%、「3枚」は8.6%。格安SIMを利用している端末は、「アンドロイドスマホ」が43.7%で「アイフォーン」が18.1%、「Wi-Fiルーター」が14.8%だった。

 通話用に安い料金プランのガラケー、データ通信用には格安SIMを挿したスマホやタブレットなどといった形で使いわけることで通話・通信費を安く抑えようというスタイルが注目を集めている。今回の調査から格安SIMの利用者はまだ少数派だが、節約の実績は十分に上げられているようだ。

格安SIMの利用により節約できた平均月額利用料の節約料金

格安SIMの利用により節約できた平均月額利用料の節約料金

■関連サイト

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中