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ヘビーゲーマーも満足のパフォーマンス!!

高性能CPUとGPUを搭載したハイエンドゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデル」

2014年03月17日 11時00分更新

文● 石井英男

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 日本ヒューレット・パッカードから登場した「HP ENVY Phoenix 810-190jp」は、同社の個人向けデスクトップPCの中で「HP ENVY Phoenix 810-180jp」と並ぶゲーミングPCであり、水冷システムや高性能GPUを搭載するなど、ヘビーゲーマー向けの高いスペックを誇る。

 HP ENVY Phoenix 810-190jpには、3種類のベースモデルが用意されているが、今回はその中でも最上位となる「東京生産ゲーマーズモデル」をカスタマイズしたマシンを試用する機会を得たので、早速レビューしていきたい。

日本ヒューレット・パッカードから登場した「HP ENVY Phoenix 810-190jp」(ディスプレーは別売り)

サイドパネルの一部が透明で中が見える

 まずは、HP ENVY Phoenix 810-190jpの外観から見ていこう。ゲーミングPCは、クールで目立つデザインのケースを採用するものが多いが、HP ENVY Phoenix 810-190jpも、同社の他のデスクトップPCケースとは異なる、専用デザインのケースが採用されている。ボディカラーはブラックで、フロントカバーは光沢のあるピアノブラックになっており、高級感を醸し出している。上面には斜めに矢印状のラインが入っており、シャープな印象だ。

 また、右サイドパネルの一部が透明になっており、中が透けて見えるようになっていることも特徴だ。水冷システムのファンには赤色LEDが、グラフィックスボードには緑色LEDが搭載されており、電源を入れると点灯するのだが、その様子が外からよくわかる。少し暗い部屋ではかなり目立つ。水冷システムの赤色LEDの光は、フロントカバーを上にスライドさせると、下のスリットから漏れ出すようになっており、前面から見ても美しい。

右サイドパネルは一部が透明な窓になっており、内部が透けて見える

 ゲーミングPCは、派手なデザインのケースを採用したものが多いが、ともすればやり過ぎて下品に感じられるものもある。しかし、HP ENVY Phoenix 810-190jpのケースは、クールでありながら、派手すぎないデザインに好感が持てる。サイズもミニタワータイプなので、大きすぎず、日本の家庭環境にもマッチする。

 また、ケースのメンテナンス性も優れており、右サイドパネルは手回し式のローレットスクリューで固定されているため、ドライバーなどの工具を使わずに取り外すことができる。

フロントカバーはピアノブラックで、光沢が美しい。フロントカバーはスライドするようになっている

フロントカバーを下にスライドさせると、フロントI/Oポートやメディアカードリーダーが現れる

電源を入れると、水冷システムのファンの赤色LEDとグラフィックスボードの「GEFORCE」と書かれた緑色LEDが点灯する

HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデル」評価機のスペック
CPUCore i7-4960X Extreme Edition(3.6GHz)
メモリー16GB (8GB×2)
グラフィックスNVIDIA GeForce GTX 770(2GB)
ストレージ128GB SSD、1TB HDD×2
インターフェースUSB 3.0端子×4、USB 2.0端子×8、デュアルリンク DVI-I端子、デュアルリンク DVI-D端子、HDMI出力端子、DisplayPort
チップセットX79 Express
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ
OSWindows 8.1 (64ビット)


(次ページ、「6コア/12スレッドの最上位CPUと高性能GPUを搭載」に続く)

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