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ビル・ゲイツも出資するスタートアップが軌道に乗りそう

対向ピストン・対向シリンダの次世代エンジンEcomotors opoc、中国で製造へ

2014年03月07日 13時44分更新

文● 行正和義

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独特な構造を持つEcomotor「opocエンジン」

 米ミシガンに本拠地を置くベンチャー企業エコモーターズ(Ecomotors)は3月4日(米時間)、同社の対向シリンダ対向ピストンエンジン「opocエンジン」の製造のため中国でジョイントベンチャーを設立した。

 opocエンジン(Opposed-Piston Opposed-Cylinder Engine)は、1つのシリンダの中に2つのピストンを持ち、燃焼室の両側でピストンが動く方式。燃料噴射点火方式で、基本的にはディーゼルエンジン。ガソリンやバイオアルコール系燃料の利用も可能。2シリンダ(4ピストン)を基本構成としており、動きを互いに打ち消し合うので低騒音低振動なのも利点という。

 現在開発済みの1号モデル「EM100」はボア径100mm、エンジンサイズ幅58☓奥行き100☓高さ47cm、重量134kgで325馬力。同程度の出力で従来型エンジンに比べて30%軽くて1/4のサイズで済み、重量あたりの出力は従来型に比べて15~50%高いという。製品では電動式ターボチャージャーや電子制御クラッチと組み合わせるようだ。

 エコモーターズは、ビル・ゲイツのゲイツ財団とコースラ・ベンチャーズ(サン・マイクロシステムズの共同摂理者ビノッド・コースラが代表を務めるベンチャーキャピタル)が資金援助を行って開発を進めてきた。今回Ecomoterは2億ドルを超える額を出資し、中国第一汽車集団(FAWグループ)とJingye Engine Companyというジョイントベンチャーを設立、山西省に量産工場を設立する。2014年中に生産を開始し、2015年にはエンジン10万台を製造する予定。小型で燃費の良いエンジンとして中国の低炭素社会化へ貢献するという。

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