無料通話・メールアプリ「LINE」を運営するLINEは6日、スマホ向けECサービス「LINE MALL(モール)」で徴収していた販売手数料を無料化した。また、従来のアンドロイド版に加え、アイフォーン版の提供も開始する。
LINEモールは、だれでも手軽にスマホ向けサイト上で商品を出品したり購入したりできるECサービス。昨年12月にアンドロイド版を先行してプレオープンさせたが、このたびアイフォーン版もリリースした。また、出品・決済・購入の手数料は無料で、商品が購入された場合に販売価格の10%を販売手数料として徴収していた。しかし、今後はアンドロイド版とアイフォーン版をともに、販売手数料を無料化する。
LINEモールは、スマホで撮影した写真を利用し、販売価格を設定して出品ボタンを押せば出品が可能。LINEアプリと連携し、自分が出品した商品やお気に入りの商品をLINE経由で友人などに勧められるほか、「LINE MALL公式アカウント」でも、LINE MALL内の注目の商品などを告知できる。今回の販売手数料無料化とアイフォーン対応により、一般ユーザーはもちろん、個人でハンドメイド商品を製作しているクリエイターなどからの出品が拡大する可能性が広がる。