デルとシー・エス・イー(CSE)は「DELL Wyse シンクライアント」に搭載されているシンクライアントOS専用の「DELL Wyse ThinOS」が、CSEのマトリクス認証「SECUREMATRIX」に対応することを発表した。
SECUREMATRIXは、64個の数字が並ぶマトリクス表からユーザーの決めた「位置」と「順番」でパスワードを入力するというワンタイムパスワードシステム。認証のたびにランダムな数字が表示されるため、強固なセキュリティを実現できる。
3月末にリリースされる予定のDELL Wyse ThinOSの新バージョンと、SECUREMATRIXの認証モジュールが連携することで、接続時の認証強化にトークンなどを用いないワンタイムパスワードが利用可能になる。グローバル企業としては珍しい日本発の連携で、北米への展開も予定しているという。