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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第48回

デカちっちゃいスマホ「AQUOS PHONE Xx mini」は使い勝手ヨシ!

2014年03月07日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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これまで以上に使えるカメラ

 AQUOS PHONE Xx mini 303SHは女性向けを意識しているのもあってか、お手軽にかつ納得のいく写真になりやすい。アウトカメラは1310万画素で、F1.9のレンズを採用している。また、暗所ではノイズを押さえて撮影できるNightCatch機能もあり、ライトを使用せずに撮影できる場所が増えた。シーン設定機能も、ポートレートや風景などのテンプレートが用意されているが、基本的にはおまかせか標準で十分だ。それだけ仕上がりがいい。

アウトカメラは1310万画素でF値は1.9と暗所に強い

カメラアプリの画面。細かい設定は排除されており、ISOとホワイトバランスを調整できるくらいだ。また上下のドラッグで露出補正、左右のドラッグでデジタルズームになる

屋外での写真。設定はデフォルトの状態。PCモニターで見ても十分にキレイだ

屋外からの光が差し込んだ状態。これもかなりいい写りである

F1.9をほぼ維持するため、写真のように寄った場合は、背景がほどよくボケる

白熱灯下の場合も発色は見たままに近い仕様になっている

重要なご飯写真。蛍光灯の下だが、色の再現性は上々だ

やや塗った感じが出ているものの、SNSに投稿する分には十分な描写だろう

人物写真についても白熱灯下でも自然な感じ

夜景の場合。本体で見た場合は十分にキレイなのだが、PCモニターの場合はノイズが気になる。HDRで撮影したほうがいいかも

 インカメラは120万画素。こちらはあまり特筆すべき点はないが、しっかりと光を意識するといい写りになる。逆に、ちょっと暗いと色合いが定まりにくいため、顔認識などの機能を考えると、アウトカメラで撮影したほうがいいかもといった印象だ。

繰り返しになるが、インカメラは本体正面下部にある

変な位置にインカメラが用意されているが、上下逆に持てばいままで通りに撮影できる

先の写真の状態からの撮影。やや逆光状態。少し発色が変になったが、十分といえば十分

やや順光の場合。この場合はノイズも少なく良好な写り

室内の場合は光量が足りないからノイズがひどいのだが、本体で見るぶんには補正機能もあって普通。リサイズして投稿すればOKな範囲

コンパクトだが中身はハイスペック

 4.5型でありつつ、幅約63mm。3辺狭額縁仕様のインパクトばかりに目が行くが、ベンチマークスコアから見てもわかるとおり、ハイスペック機と変わらないスコアを出すなど、小さくてもパワフルな端末だ。カメラ性能もよく、アウトカメラでの撮影はもちろん、自分撮りをする層も意識したチューニングだといえる。大型端末ばかりでどうしたものかと考えているのであれば、AQUOS PHONE Xx mini 303SHをチェックしてみるといいだろう。


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