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新しく生まれ変わったタッチ対応一体型デスクトップ「Endeavor PT110E」を使ってみた! 第1回

21.5型フルHDグレア液晶を採用

シンプルなタッチ対応一体型デスクトップ「Endeavor PT110E」

2014年03月06日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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最大50度まで上向き設置できてタッチ操作も快適

 スタンドは、本体背面から引き出すタイプだ。設置角度は15~50度でフレキシブルに変更できる。一般的なデスクに設置してのキーボードを使った操作ならば、15度程度での設置が最適だろう。しかしタッチ利用の場合、キーボード操作の補助としてマウス的に利用するだけならばよいが、何か図を描いたりするには疲れる姿勢になってしまう。

 大きくディスプレーを寝かすように設置できることでタッチ操作がしやすくなる。また、複数人で手を出し合いながら作業するような使い方にも、こうした上向き設置は有効だ。

背面から引き出すタイプのスタンドを採用

最大50度まで角度調整が行える

 ちなみに試用機には付属していなかったが、この引き出しタイプではなく、オプションの自立スタンドを利用することもできる。一般的なディスプレーに近い見た目になるため、一体型PCに高さ調整機能がないことを不満と感じているならば選択するとよいだろう。このスタンドにはピボット機能も搭載されているため、本体ごと回転させて縦長のマシンとして利用するという豪快なこともできてしまう。

大型タッチディスプレーはタッチのみでの利用も可能

 ディスプレーの表面加工は光沢のあるグレアタイプで、解像度は1920×1080のフルHD。タッチの反応はよく、指の滑りもよいので指先での操作は快適だった。またWindows 8.1搭載のタッチ対応PCとしては標準的なことであるが、表示部の外に広めの非表示領域があり、そこまでがフラットに作られている。画面外からのスワイプや一番端にある小さなボタンなどをタップするのも、この作りのおかげで快適だ。Windows 8.1との組合わせで使いやすい仕上がりになっている。

 21.5型は一体型モデルとして特別に大型なわけではないが、オフィスデスクへの収まりはよいサイズだ。そしてソフトウェアキーボードがそこそこのサイズに表示される画面サイズでもある。画面サイズの小さなマシンだとソフトウェアキーボードでの文字入力がスマートフォンでの作業のような感じになってしまいがちだが、このサイズだと快適に入力できる。

 たとえば、会議室や受付などにキーボードなしで設置しておいても、ちょっとした文字入力はタッチで不自由なく済ませることができるだろう。

端から引き出すWindowsのタッチ操作も行いやすい

文字入力も十分に快適だ



エプソンダイレクト株式会社
 

(次ページ、「豊富なインターフェースで多彩な用途に対応」に続く)

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