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最新OSを低コストで、消費税前に買いたい!

XPから手軽に乗り換えるなら、Lenovo G510/G500を検討

2014年03月04日 18時00分更新

文● 石井英男

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光学ドライブ搭載のオールインワン仕様が便利

 そこで紹介したいのが「Lenovo G500」およびその上位機「Lenovo G510」だ。

 まずは外観から見ていこう。Lenvo G500/G510は、15.6型液晶を搭載したベーシックノートであり、ボディデザインは共通となっている。レノボ製品らしい、黒を基調にしたボディは、オーソドックスだが万人に好まれるデザインであり、オフィスにもマッチする。キーボード周りはヘアライン風加工が施されており、高級感を演出している。

 CPUやメモリー容量、ストレージなどの仕様はモデルによってさまざま。今回は取り上げていないがタッチ対応モデルなども存在する。ここでは

  • Celeron 1005M(1.9GHz)を搭載した「Lenovo G500」(製品番号59373980)
  • Core i5-3230M(2.6GHz)を搭載した「Lenovo G500」(製品番号59370708)
  • Core i5-4200M(2.5GHz)を搭載した「Lenovo G510」(製品番号59395256)

の合計3台を試用した。Celeron搭載のLenovo G500はエントリー向けモデルであり、メモリーは4GB、ストレージとして320GB HDDを搭載する。一方Core i5搭載のLenovo G500はそれよりも高スペックのモデルで、メモリーは8GB、ストレージとして500GB HDDを搭載する。

 さらにLenovog G510は、Lenovo G500よりも上位に位置するシリーズであり、メモリは8GB、ストレージとして500GB HDDと8GB SSDを一体化したSSHD(ハイブリッドHDD)を搭載している。

 プリインストールOSは、3モデルともWindows 8だが、Windowsストアから最新版のWindows 8.1へのアップグレードプログラムを、無料でダウンロードできる。

 また、光学ドライブ(DVDスーパードライブ)を搭載していることもポイントだ。

DVDスーパードライブを右側面に搭載。

 最近流行のUltrabookは、ボディの薄さを重視して、光学ドライブが省略されているが、オフィスでデスクトップPCの代わりに使う場合は、まだまだ光学ドライブが必要になる場面は多い。もちろん、USB経由で外付け光学ドライブを接続して利用することもできるが、やはり、本体に内蔵されているほうが使い勝手はよい。

 DVDスーパーマルチドライブがあれば、DVD-ROMやCD-ROMで提供されるアプリケーションのインストールはもちろん、DVD-Rなどのメディアにデータのバックアップを取ることも簡単にできる。

キーボードやタッチパッドの使い勝手も良好

 液晶パネルは3モデルとも共通で、サイズは15.6型。解像度は1366×768ドット(HD解像度)と標準的である。より高解像度のパネルを使用するノートも少なくないが、ドットピッチが比較的広いので、小さな文字も見やすい点は利点だろう。

キーボードはテンキー付きで、キー配列も標準的なので快適にタイピングが可能だ。

 キーボードは、AccuTypeキーボードと呼ばれるアイソレーションタイプのキーボードを採用。テンキーも備えているので、表計算ソフトを使う場合など、数値をたくさん入力する場合も効率良く作業できる。。

 キー配置も標準的であり、キーピッチやキーストロークも十分確保されているので、快適にタイピングできる。ポインティングデバイスとしては、タッチパッドを採用。最近は、クリックボタンとタッチパッドが一体化したタイプが増えてきているが、慣れないとクリックミスをしがちだ。それに対し、Lenovo G500/G510のタッチパッドは、2つのクリックボタンが独立しているタイプなので、操作がしやすくクリックミスを減らせる。

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