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アスキー ウイルス図鑑 第6回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

進化型亜種にも注意! ボット型ワーム=イナボット

2014年03月05日 18時16分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●ぽて

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 6回目は、リムーバブルドライブを介して感染する、ワーム型のウイルス「イナボット」です!

ウイルスファイル06
イナボット(Inabot)

進化型亜種にも注意! ボット型ワーム

第6回は、リムーバブルドライブを介して感染する、ワーム型のウイルス「イナボット」です。(イラスト:ぽて)

■USBメモリーに潜む驚異

 イナボットは、USBメモリーをはじめとするリムーバブルドライブを介して感染する、ワーム型のウイルス。感染すると、そのコンピュータの各種情報を盗んで第三者へ送信する。また、ほかのマルウェアを勝手にダウンロードしてさらなる感染の原因ともなるうえ、ほかの感染したコンピュータと連携した「ボットネット」を構築する。ボットネットは悪意ある第三者の命令を受けてほかのコンピュータを攻撃したりウイルスの配布に使われたりもするから厄介だ。なお最近、SkypeやFacebook、Twitterのメッセージを通じて感染する亜種も登場しているのでさらなる注意が必要だ。

DATA
種別 ワーム
発見時期 2011年ごろ
ひっさつわざ
すがたうつし USBめもりーなどにひそんでじぶんじしんをこぴーしていどうするぞ
すいとる かんせんしたぱそこんのじょうほうをどんどんすいとっていくぞ

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